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2011年10月

2011年10月20日 (木)

〔占拠・NEWS〕 ナオミ・ウルフさん 逮捕される 招待状を持ってパーティー会場に入ろうとして

 → http://www.guardian.co.uk/world/2011/oct/19/naomi-wolf-occupy-wall-street-arrested
 フェミニズムの作家、ナオミ・ウルフさんが25日夜、ニューヨークのソーホーで開かれていたパーティー会場に入ろうとして、警官隊に逮捕された。手錠をかけられ、連行された。
 ウルフさんは招待客だった。

 会場の外では、パーティーに参加しているクオモ州知事(「富豪税」に反対している!)に抗議する99パーセンターが集まっていた。

 ユーチューブ現場ビデオ → http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=rnv_PrZxELg

 ウルフさんは英紙ガーディアンに「私はこうして逮捕された」という体験記を寄せている。→ http://www.guardian.co.uk/commentisfree/cifamerica/2011/oct/19/naomi-wolf-arrest-occupy-wall-street

 ナオミ・ウルフ 日本語Wiki → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%AA%E3%83%9F%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%95

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〔占拠・NEWS〕 唐辛子スプレー攻撃の警官 有給休暇10日 剥奪 99パーセンターは「逮捕」を要求

 → http://www.nydailynews.com/ny_local/occupy_wall_street/2011/10/18/2011-10-18_occupy_wall_st_officer_anthony_bologna_loses_10_vacation_days_for_violating_nypd.html

 9月24日、ニューヨークのユニオン広場で、女性の99パーセンター2人にペパー・スプレーを浴びせかけた市警の警部補が、有給休暇10日間剥奪の処分を受けた。

 「占拠せよ」運動側は逮捕を求めている。

 ◇ 現行犯の証拠映像がユーチューブで世界に拡散した。→ http://www.youtube.com/watch?v=TZ05rWx1pig

  http://www.youtube.com/watch?v=g-eTi5-qNgA

 日本のデモ主催者も、撮影隊を組織したらいい。

 日本には、こんな卑劣な警察官はいない!

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〔占拠・NEWS〕 通貨取引税(ロビン・フッド税)を求め、10・29 世界統一行動を提案

 → http://slatest.slate.com/posts/2011/10/19/robin_hood_tax_adbusters_proposes_demand_for_ows_march_on_oct_29.html
 カンヌでのG20サミットを前に、国際投機に課税する通貨取引税(1%)の課税を求める動きが、OWS(ウォールストリートを占拠せよ)運動の中から出ている。

 カナダのバンクーバーで発行されている消費者運動の雑誌が呼びかけているもので、「10・29」における一斉行動に入るよう求めている。

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〔占拠・NEWS〕 Citibank 預金解約を求める人を警備員が「逮捕」

 → http://www.commondreams.org/headline/2011/10/17-1

 17日、ニューヨークのラガーディア・プレースの同銀行支店での出来事。

 ユーチューブ → http://www.youtube.com/watch?v=fdeuuzXS_sY&feature=player_embedded

 25人が店内へ。

 建物の外にいた若い女性が、警備員に店内に連れ込まれた……。

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2011年10月19日 (水)

〔占拠・NEWS〕 8分間でわかる直接民主主義の作り方 

 → http://www.labornetjp.org/news/2011/1318882754204JNK

 ◎ ハウツービデオ 4:00-5:00  直接民主主義をつくる過程で産まれた手を使った意思表示方法。

 手を挙げて指を揺らす動作=支持

 水平に指を揺らす=微妙

 指を下に=同意できない

 三角マーク=論点がずれている

 上に人差し指&親指を横=聞こえない

 人差し指のみ上に=関連情報あり
 Qマークに似た手の形=質問あり

 両手でバツ=このままの決定なら自分は協力できないといった強い反対

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〔占拠・ビデオ・NEWS〕 クリス・ヘッジ氏 「これは本物だ」

 → http://www.youtube.com/watch?v=o-1TdemR7_Q&feature=player_embedded#!

 ニューヨーク・タイムズの特派員として、欧州のさまざまな革命の現場で取材して来たフリーャーナリストのクリス・ヘッジ氏が15日、ニューヨーク・タイムズ広場で、インタビューに応じ、今回の「ウォールストリートを占拠せよ」運動について、「これは本物だ(This one is REAL.)と語った。

 不正・腐敗、支配のメカニズムの腐朽……いずれも過去の革命の初期に問題にされたこと。

 これから(アメリカは)どうなるか? 

 運動の当時者さえ予見できない展開になって行くだろう、とヘッジ氏は指摘している。

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〔占拠・ビデオ・NEWS〕 「ここはアメリカじゃないか」 ニューヨーク市警を一喝するシャマール・トーマス海兵隊軍曹

 → http://www.youtube.com/watch?v=1O2WZXM_Iec&feature=player_embedded

 トーマス軍曹が警官隊に向かって叫ぶ! 繰り返し叫ぶ!

 "This is not war! This is America! How do you sleep at night? There is no honor in this! There is no honor in this! None!

 戦争じゃないだろう。ここはアメリカじゃないか。こんなことして今晩、眠れるのか? このどこに名誉があるっていうんだ! 名誉なんかない。ない!

 警官隊は引いて行く。

 デモを規制する側に名誉も道理もない。

 警察官も内心、わかっているのだ。

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2011年10月17日 (月)

〔For the Record〕 10・15 グローバル・デモクラシー宣言

 → http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2011/oct/14/manifesto-global-regime-change

 以下はカナダのナオミ・クライン、インドのヴァンダナ・シヴァ、米国のマイケル・ハート、ノーム・チョムスキー、ウルグアイのエドゥアルド・ガレアーノによって起草された、10・15「反格差世界一斉行動」のための宣言(マニフェスト)文のテキストを全訳(非公式、大沼訳)したものである。

 United for #GlobalDemocracy グローバル・デモクラシーのための団結

 2011年10月15日、私たちはさまざまな違いの中で団結し、世界変革の中で団結し、グローバル・デモクラシーを要求する。民衆による、民衆のための世界政府を要求する。チュニジア、エジブト、シリア、バーレーン、ニューヨーク、パレスチナ、イスラエル、スペイン、ギリシャの兄弟姉妹に鼓舞され、私たちもまた、体制の変革を呼びかける。グローバルな体制変革を。

 インドの活動家、ヴァンダナ・シヴァの言うように、今日、私たちは「G8」を全人類――すなわち「G7,000,000,000」に代えるよう要求する。

 非民主主義の国際機関は、われわれの世界ムバラクであり、世界アサドであり、世界カダフィである。

 この中には以下のような国際組織が含まれる。IMF、WTO、グローバル市場、多国籍銀行、G8/G20、欧州中央銀行、そして国連安全保障理事会。

 これらの国際組織はムバラクやアサドのように、民衆の同意なしに人々の人生を管理してはならない。

 私たちは皆、富んであれ貧しくあれ、女であれ、男であれ、平等に、生まれているのだ。アフリカ人やアジア人の一人ひとりが、ヨーローパ人、アメリカ人一人ひとりと平等である。私たちの国際組織は、これを反映するものでなければならない。そうでなければ転覆されるべきものだ。

 いまやこれまでになく、グローバルな権力が人々の生活を決定するようになっている。私たちのの仕事も、健康も、住宅も、教育も、年金も、グローバル銀行と市場、租税回避地、企業、金融危機によって支配されている。私たちの環境は他の国々の汚染によって破壊されつつある。私たちの安全もまた、国家間の戦争や国際的な武器取引、麻薬、資源化されたのもによって決定されている。

 私たちは自分たちの命のコントロールを失い続けているのだ。しかし、これには終わりが来る。世界市民はあらゆるレベルにおいて自分自身に影響を及ぼす決定を――グローバルからローカルまでの決定のすべてを、コントロールしなければならない。

 グローバル・デモクラシーとはこれである。これが私たちが今日、要求するものだ。

 今日、私たちはメキシコのサパティスタが言ったように、「もうたくさん、いまここで民衆は政府に従うことを要求する」。もうたくさん。いまここで、私たち民衆は国際組織に対して、私たちに従うことを要求する。

 スペインの「広場を占拠せよ」運動のように、私たちは「ほんとうのデモクラシーを、今!」と言う。

 今日、私たちは世界の市民に呼び掛ける、カイロのタハリール広場を、世界に広げようではないか! マドリッドのプエルタデルソル広場を世界に広げようではないか!

◎ 英語原文

 
 United for #GlobalDemocracy

 On 15 October 2011, united in our diversity, united for global change, we demand global democracy: global governance by the people, for the people. Inspired by our sisters and brothers in Tunisia, Egypt, Libya, Syria, Bahrain, New York, Palestine-Israel, Spain and Greece, we too call for a regime change: a global regime change.
In the words of Vandana Shiva, the Indian activist, today we demand replacing the G8 with the whole of humanity – the G7,000,000,000.

 Undemocratic international institutions are our global Mubarak, our global Assad, our global Gaddafi. These include: the IMF, the WTO, global markets, multinational banks, the G8/G20, the European Central Bank and the UN security council. Like Mubarak and Assad, these institutions must not be allowed to run people's lives without their consent. We are all born equal, rich or poor, woman or man. Every African and Asian is equal to every European and American. Our global institutions must reflect this, or be overturned.

 Today, more than ever before, global forces shape people's lives. Our jobs, health, housing, education and pensions are controlled by global banks, markets, tax-havens, corporations and financial crises. Our environment is being destroyed by pollution in other continents. Our safety is determined by international wars and international trade in arms, drugs and natural resources. We are losing control over our lives.

 This must stop. This will stop. The citizens of the world must get control over the decisions that influence them in all levels – from global to local. That is global democracy. That is what we demand today.

 Today, like the Mexican Zapatistas, we say "¡Ya basta! Aquí el pueblo manda y el gobierno obedece": Enough! Here the people command and global institutions obey! Like the Spanish Tomalaplaza we say "Democracia Real Ya": True global democracy now!"

 Today we call the citizens of the world: let us globalise Tahrir Square! Let us globalise Puerta del Sol!

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2011年10月 4日 (火)

〔NEWS〕 ジョージ・ソロス氏 ウォールストリート抗議デモに「共感」

 BBC → http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-15155046

 米国の投資家、ジョージ・ソロス氏が3日、ニューヨークの国連本部で、ウォールストリートで続く民衆の抗議行動について、税金が危機に陥った投資銀行に注ぎ込まれ、それでもって巨額な利益を得ていることに対する民衆の怒りは理解できる、と語った。
 He said he understood the anger at the use of taxpayers' cash to prop up stricken banks, allowing them to earn huge profits.

 ソロス氏は、アフリカに対する4000万ドルの寄付を発表した国連本部での記者会見の席で、以下のような発言を行った。

 「資本を注入せず、銀行の不良債権を軽減し、穴から脱出させた政策決定が、結局、銀行にボロ儲けさせ、巨額なボーナスを許すことになってしまった」

  "The decision not to inject capital into the banks, but to effectively relieve them of their bad assets and then allow them to earn their way out of a hole leaves the banks bumper profits and then allows them to pay bumper bonuses."

 ウォールストリート、ニューヨーク連銀の入口に位置するズッコーニ公園の占拠は早くも3週間目に突入。

 「投資銀行ゾンビー」に対する民衆の抗議行動はロス、ボストン、シカゴなどにも広がり、カナダのトロントへ飛び火する見通しだ。

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