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2010年11月23日 (火)

渡良瀬橋

  仙台は昼から雨が上がり、午後、引越し先へ、自転車で2往復して、本を運んだ。

 行きの登り坂で、紅葉が風に流され、次々と、赤い折鶴のように飛んできた。

 帰路、澄んだ東の空に、夕焼け雲が浮かんでいる。

 自転車を漕いでいるうち、「お気に入り」に入れて、時々、ユーチューブで聴いている、松浦亜弥さんの「渡良瀬橋」が、胸の中で鳴り出した。

 でも、この歌に、みんな、どうして泣いてしまうのだろう?

 川の水は次から次へと流れ下っていくけれど、橋はいつもそこにかかっている。 

 橋とは決して流れ去ることのない思い出のことなのだ。あるいは、ひとりで生きる自分。

 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=Av9gyn0Cxt0

 森高千里さんももちろん素敵だが、ぼくは、テンポをすこし落とした、「あやや」さんの歌い方が好きだ。  

〔追記〕 これは今日(26日)、これも自転車を漕いでいて、ふと思ったことだが、このビデオが泣ける、もうひとつの理由は、このビデオのクリエーターが、「渡良瀬橋」の音楽的なルーツが、あの、縦笛で吹く、♪ 調べはアマリリス にあることをちゃんと見抜き、その、僕らが共有する、懐かしい記憶資源を有効に活用していることにある(クリエーターはだから、ビデオの映像に、縦笛を吹いて一緒に並んで歩く、小学生の女の子2人組を登場させたのだ)。このビデオのクリエーターは、だから凄い!

 それと――これは原曲の作者の凄いところだが、「渡良瀬橋」というタイトル。

 私たちが渡る橋は、わたしたちを「渡らせる」橋でもある。

 私たちは橋を渡り、渡ることで、渡らせられているのだ。

 この歌のタイトルには、そんな、元に戻すことのできない意志と行動――の含意がある。

 「渡良瀬橋」とはつまり、「運命」。

 だから、僕らはみんな、この歌に泣くのだ。

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