2009-12-04

〔コラム 教育崩壊〕 「学校暴力」 過去最悪

 これはもう書かずにはおれないので、一言、申し述べる。

 全国の小中高校が2008年度に確認した児童生徒の暴力行為が5万9618件と、対前年度比で7000件近く増え、過去最多を更新した――との記事が、1日付けの各紙に掲載された。

 過去最多――つまり過去最悪。
 日本「親方日の丸」公教育・学校崩壊ギネス、ワースト新記録! 一気に7000件弱もの急増ぶり。

 「公教育」が、内部爆発(インプロージョン)を起している。学校が壊れることで、社会の「再生産」も危うい事態だ。

 文科省の「発表」に基づく記事に違いないが、「件数」だけなく、たとえば児童生徒100人あたりの発生件数も報じてほしかった。

 少子化が進んでいるのだから、「発生の比率」はさらに劇的に高まっているのではないか?
 
 ま、それはともかく、問題はこの過去最悪に対する、日本の日の丸統制教育の元凶、文科省の「見方」だ。

 朝日新聞は、こう書いている。文科省や教育委員会は「コミュニケーション能力の不足」「感情がうまく制御できなくなっている」といった子どもの気質の変化が背景にあるとみる――。

 ここにあるのは、 日本の公教育を全てコントロールしている文科省の無責任、責任逃れである。

 文科省よ!、君たちが全国一律におしつけて来た、戦前・戦中並みの統制・お役所教育が、こんなとんでもない事態を引き起しているのではないか?

 現場との――教師や子どもたちとのコミュニケーション能力に欠け、教育行政をうまく制御できなくなっているのは、君たちではないか?
 
 「学校」をこんな地獄のような状況にしておいて、「申し訳ない」の一言もない文科省!
  
 それでも君たちは、平然として、冬の「ボーナス」を手にするつもりか! 
 

Posted by 大沼安史 at 07:12 午後 コラム 教育崩壊 | | トラックバック (0)