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2009-12-06

〔For the Record〕  沖縄師範の校長 米軍上陸前に本土へ「敵前逃亡」

 こういう事実は文科省の検閲教科書には書かれていないはず。
 でも、この国の戦後なお続く、統制・お役所教育の無責任ぶりを象徴する史実だから、、忘れないうちにその概略を記しておく。

 月刊誌『世界』のことし(2009年)9月号での、佐藤優氏との対談、「沖縄は未来をどう生きるか」(第7回)で、大田昌秀氏が、概略、以下のように証言されていた。

 大田氏が当時、生徒だった沖縄師範学校の校長は、生徒が私語しようものなら、全校生徒の目の前で木銃で殴りつけ、ことあるごとに「国のため命を惜しむな」と叱咤するような人(文部省の教育者――大沼注))だったが、米軍上陸が必死の状況になると、「文部省に所用があると言って、あたふたと上京し、二度と帰校」しなかった。

 当時、沖縄では知事ら内務官僚が、所用だといって本土に「脱出」する「敵前逃亡」をする事態が起きていたことは比較的知られているが、文部省の「教育者」までもが「生徒を見殺し」にして、逃げ出していたとは知らなかった。

 なるほど文科省が歴史教科書を改ざんしたがるのも無理はない。「国にために命を惜しむな」と「死の教育」をしていたことを誤魔化すために、沖縄のみなさんはすすんで自主的に集団自決したのです――と言いたがるのも無理はない。

  

Posted by 大沼安史 at 04:37 午後 NEWS |

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