〔NEWS〕 チャータースクールにも公立と同額の公的資金援助を メリーランド州の裁判所が判決
米ハートランド研究所(在シカゴ)によると、東部メリーランド州の控訴裁判所がチャータースクールの子どもに対しても、ふつうの公立学校の生徒と同額の公的資金援助を行うことを求める判決を下していることがわかった。
同州の2004-2005年度における、公立学校生徒1人あたりの公的資金支出額は11000ドルだが、チャータースクールに出ている資金は、生徒1人あたり、その半額以下という実態だ。
「チャータースクール同額」判決が出たのは、ことし7月31日のこと。
この裁判は、同州教委がチャータースクール法の趣旨を「同額支援」と解釈したことに対し、州内の学区教委が反発、裁判になっていた。
控訴審は一審の判断を踏襲した。
控訴審判決を受け、次の州議会で州法の改正が審議される予定だ。
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http://www.heartland.org/article.cfm?artId=22015