〔コラム 夢の一枝〕 「緑の学校」 ここに
米紙ボストン・グローブ(電子版、9月27日付け)に、地元マサチューセッツ州のクィンシーで建設が進む、エコ・フレンドリーな「緑の学校」のことが出ていた。
街中にある公立の「クインシー高校」を、「環境」に配慮した新校舎に全面改築するプロジェクト。1億2600万ドルを投入して、最先端の校舎につくりかえるのだそうだ。
太陽発電、太陽蓄熱、温室、農園。
そしてカレッジ並みの広々とした緑の校地(キャンパス)。
エネルギー効率が高く、光熱費を毎年数万ドル、節約できるそうだ。
これだけなら、別に驚くほどのことでもないが、新校舎に付属して750席の講堂が建設され、一般市民にも公開される、とのくだりを読んで思わず唸った。
学校の講堂(ホール)を市民に開放・共有するなんて、文科省による「統制教育」の中からは飛び出しっこないアイデアだ。
もっと驚いたのは、「クインシー高校」で生徒たちが運営している「スリー・シーズンズ」レストランがグレードアップして再開店することだ。
一般市民にも食事を提供するというから面白い。
日本の「兵舎型校舎」とはコンセプトを異にする「緑の学校」。
設計は「国が示した基準」に従うのではなく、建築家に頼んだそうだ。
同じ「お役所教育」でも、違いがありすぎるといわざるを得ない。
公立学校の改築計画を進める教委の担当者は、いちどクィンシーに行って見学してくるといい。
⇒
http://www.boston.com/news/education/k_12/articles/2007/09/27/quincys_heart_of_green/
Posted by 大沼安史 at 07:00 午後 コラム・夢の一枝 | Permalink
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こんばんは娘の運動会の用意で更新が遅れ気味です
今日は
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