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2007-09-30

〔NEWS〕 英国のホームスクーリング運動 急拡大

 英国でもホームスクーリングが拡大しているようだ。
 英紙インディペンデント(電子版、9月29日付け)によると、一部の地域ではこの5年間に8倍も急増しているという。

 ホームスクーリングの普及に取り組む英国の団体、「エデュケーション・アザーワイズ」では、実態はその3倍に達するかも知れないと指摘している。

 記事にはホームスクーリングの具体的事例も紹介されている。

 プレストンの近郊、カーカムに住むエイヤーズ夫妻(スチュアートさん=大学講師、レベッカさん=図書館司書)は、8歳と6歳のお嬢さん2人をホームスクーリングで育てている。

 一家のホームスクーリングは高度に「構造化」されていない。2人のお嬢さんはフランス語や音楽を他の子どもたちと一緒に、他の先生から教わったりしている。

 プレストンの公立校の校長は、学力テストの平均点を上げるために、子どもをホームスクーリングに追いやる傾向もある、と言っている。


http://news.independent.co.uk/education/education_news/article3010202.ece

Posted by 大沼安史 at 06:02 午後 ホームスクーリング | | トラックバック (0)

2007-09-29

〔NEWS〕 連邦政府が200億ドルを投入 貧困学生らを支援 米国で「大学生奨学法」が成立

 ワシントン・ポスト紙(電子版、9月28日付け)によると、貧困学生らを支援する包括的な大学生奨学支援法が9月27日、ブッシュ大統領が署名したことで成立した。

 第二次大戦後、復員兵に奨学金を用意し、大学進学の道を開いた「GIビル」とも比較されるこの法律は、超党派の支持で生まれたもので、連邦政府が今後200億ドルを投入、今後5年間、貧困学生の奨学金返済金利負担を3.4%まで引き下げるほか、奨学ローン企業への助成を全廃し、その分を学生本人への奨学金援助に回すというもの。

 日本円で2兆円を超す規模。
 日本の文科省に、貧困学生を救う気概はありや?


http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/09/27/AR2007092700958.html

Posted by 大沼安史 at 03:28 午後 NEWS | | トラックバック (1)

2007-09-28

〔コラム 夢の一枝〕 「緑の学校」 ここに

 米紙ボストン・グローブ(電子版、9月27日付け)に、地元マサチューセッツ州のクィンシーで建設が進む、エコ・フレンドリーな「緑の学校」のことが出ていた。

 街中にある公立の「クインシー高校」を、「環境」に配慮した新校舎に全面改築するプロジェクト。1億2600万ドルを投入して、最先端の校舎につくりかえるのだそうだ。

 太陽発電、太陽蓄熱、温室、農園。
 そしてカレッジ並みの広々とした緑の校地(キャンパス)。

 エネルギー効率が高く、光熱費を毎年数万ドル、節約できるそうだ。

 これだけなら、別に驚くほどのことでもないが、新校舎に付属して750席の講堂が建設され、一般市民にも公開される、とのくだりを読んで思わず唸った。

 学校の講堂(ホール)を市民に開放・共有するなんて、文科省による「統制教育」の中からは飛び出しっこないアイデアだ。

 もっと驚いたのは、「クインシー高校」で生徒たちが運営している「スリー・シーズンズ」レストランがグレードアップして再開店することだ。

 一般市民にも食事を提供するというから面白い。

 日本の「兵舎型校舎」とはコンセプトを異にする「緑の学校」。
 設計は「国が示した基準」に従うのではなく、建築家に頼んだそうだ。

 同じ「お役所教育」でも、違いがありすぎるといわざるを得ない。

 公立学校の改築計画を進める教委の担当者は、いちどクィンシーに行って見学してくるといい。
  


http://www.boston.com/news/education/k_12/articles/2007/09/27/quincys_heart_of_green/

Posted by 大沼安史 at 07:00 午後 コラム・夢の一枝 | | トラックバック (1)

〔NEWS〕 チャータースクールにも公立と同額の公的資金援助を メリーランド州の裁判所が判決

 米ハートランド研究所(在シカゴ)によると、東部メリーランド州の控訴裁判所がチャータースクールの子どもに対しても、ふつうの公立学校の生徒と同額の公的資金援助を行うことを求める判決を下していることがわかった。

 同州の2004-2005年度における、公立学校生徒1人あたりの公的資金支出額は11000ドルだが、チャータースクールに出ている資金は、生徒1人あたり、その半額以下という実態だ。

 「チャータースクール同額」判決が出たのは、ことし7月31日のこと。
 この裁判は、同州教委がチャータースクール法の趣旨を「同額支援」と解釈したことに対し、州内の学区教委が反発、裁判になっていた。
 控訴審は一審の判断を踏襲した。

 控訴審判決を受け、次の州議会で州法の改正が審議される予定だ。


http://www.heartland.org/article.cfm?artId=22015

 

Posted by 大沼安史 at 06:24 午後 チャータースクール | | トラックバック (0)

2007-09-27

〔NEWS〕 シュワ知事 チャータースクール支援法に署名

 米カリフォルニア州のシュワルツネガー知事は9月21日、サンジエゴ市内のチャータースクール、「KIPPアデラント・進学アカデミー」を訪問し、その場で同州内のチャータースクールを財政支援する法案に署名した。

 成立したSB20号法は、低所得者層の子どもたちのためのチャータースクールの家賃負担などを、ファンドを創設して軽減するもので、1800万ドル(20億円)の州費を投入する。

〔大沼・注〕 週末に大型バイクを疾駆させる、筋肉派知事、シュワちゃんもまた、チャータースクール運動の良き理解者のようだ。

 それに比べて、日本の文科省の「教育再生」なるものの、いかにふやけて、いい加減なものか……。

 たとえば、「教科書」からの集団「自決」の「削除」と「ゆとり」退治……。

 得意技の「国技」は、居丈高な、弱いものいじめだけ……。

 まるで、どこかの相撲部屋じゃないか。

 この「国」の公教育には、ボディーをビルドアップしようとする意志のカケラも感じられない。


 http://www.signonsandiego.com/news/politics/20070922-9999-7m22gov.html

Posted by 大沼安史 at 09:17 午後 チャータースクール | | トラックバック (0)