« 2007年1月 | トップページ | 2007年5月 »

2007-02-10

〔NEWS〕 ハーバード大学で初の女性学長 誕生へ その名もファウスト博士

 ニューヨーク・タイムズ(電子版、2月9日付け)によると、ハーバード大学に女性学長が誕生する見通しだという。
 女性学長が選ばれるのは、ハーバード371年の歴史で初めて。

 新学長に選ばれるのは、歴史学者のファウスト(Faust)博士(ドゥルー・ギルピン・ファウストさん)。

 ファウスト博士は同大学のラドクリフ高等研究所の所長をしている。

 ローレンス・サマース前学長は「最高クラスの理数系大学で女性が少ないのは、生来の適性によって部分的に説明されるかも知れない」との「女性蔑視発言」をして辞任した。

 それを受けてのファウスト博士の登場。
 サマース氏と違って彼女はコンセンサスを大事にする人だという。

 

http://www.nytimes.com/2007/02/09/business/08cnd-harvard.html?em&ex=1171256400&en=da942c96ff63b663&ei=5087%0A

Posted by 大沼安史 at 06:05 午後 NEWS | | トラックバック (0)

2007-02-03

〔400字論説 世界を縮約!〕 首相は二度泣かすな

 朝日新聞の2月1日朝刊に「残留孤児 首相は二度泣かすな」という社説が出ていた。この論説を教材に、学生たちと今日、大野晋流の「縮約」を試みた(◇以下)。

 学生たちの指摘では、この社説はほかと比べると、それでもまだましな方だが、どうも「主張」がハッキリしない、とのことだった。

 主張のポイントを最後の最後まで、どうして明らかにしないのか、疑問が残ると、学生たちは言った。

 ちなみに朝日社説の最終行は以下の通りである。

 「中途半端な支援策で二度と孤児らを泣かしてはならない」

                   ◇

 ● 首相は二度と泣かすな

 帰国した中国「残留」孤児らが国の生活支援を求めている問題で、東京地裁が孤児の訴えを退けたその日、安部首相が支援強化を検討するよう厚労省に指示した。「政治」がようやく動き出した。孤児を二度と泣かしてはならない。

 孤児たちは、中国からのの早期帰国を遅らせ、帰国後の自立支援も怠ったと主張している。対する司法判断は裁判所によって分かれ、昨年暮れの神戸地裁判決は孤児らの主張を認めた。しかし、こんどの東京地裁判決は一転、国の言い分を、まま通してしまった。希望を抱きかけたとたん、絶望の底へ――あまりに惨い仕打ちである。
 
 裁判所の判断が極端に振れているのは、司法判断の基となる法整備が遅れ、解釈に幅にあり過ぎるからだ。裏を返せば「政治」が法整備を怠っているのである。

 首相の「指示」を空手形に終わらせてはならない。孤児らの涙を、祖国への恨みの涙に変えてはならない。給付金制度を新設するなど、救済に動き出すべきである。

(大沼・注)
 日本の新聞の社説はどうして「主張」をぶつけることをしないのだろう。
 情けない話だ。 
 

Posted by 大沼安史 at 07:29 午後 NEWS | | トラックバック (0)