〔ジャック天野の目が点丼〕 文科省キャリアら教育公務員に免許更新制度導入を!!「再生会議」 「7提言」 「5対応」への対案
畏友・ジャック天野氏から、例によって突然、メールが送られて来た。東京は新宿の小便横丁にいるらしい。飲み仲間になった教師らと一緒にオダをあげ、意見が一致したとして、教育再生会議第一次報告への「対案」骨子を送りつけてきた。
この「ブログ」にとくに「掲載」を許すから、載せろ、と天野氏は宣たまう。
ここで断ると、小生が間もなく出版する、教育再生マニフェスト小説『緑の日の丸』(仙台・本の森刊)なんか買わないぞ、と言い出すのは目に見えている。
で、そのまま氏と飲み仲間の教師たちの「7提言・対案」「5緊急対応・対案」を掲載することにした。
【7提言・対案】
① 「ゆとり教育」を学力世界1のフィンランド並みに推進し、学力を向上する。
② 教育制度を再生し、安心して学べる規律ある文科省と教委にする。
③ すべての教育公務員、政治家に規範意識を教え、社会人としての基本を徹底する。
④ あらゆる手だてを総動員し、魅力的で尊敬できる教育公務員(教委、文科省)を育てる。
⑤ 保護者や地域の信頼に真に応える教委・文科省にする。
⑥ 文科省のあり方そのものを抜本的に見直す。
⑦ 社会総がかりで教育公務員(教委、文科省)の教育にあたる。
【5緊急対応・対案】
① 「ゆとり教育」の徹底(早急)
② 文科省の抜本改革(07年度通常国会に提出)
③ 教育公務員(文科省、教委、とくにキャリアの)免許更新制導入(07年通常国会に提出)
④ 教育委員会、文科省の責任体制の確立等(早急に国会に提出)
⑤ 反社会的行動をとる教育公務員(文科省、教委)に対する毅然たる指導のための法令、通知等の見直し(06年度中)
ジャック天野氏によれば「5提言・対案」の⑤がとくに緊急度が高いそう。
「憲法違反の日の丸・君が代の強制」「事務所経費のインチキ開き直り大臣」「ヌクヌクうはうは天下り」「修学旅行ごっつあんです接待」「問題、おしえるからねと、教員試験のカンニング漏洩」「天下り利権・サッカー籤大失敗の頬被り」「管轄事業団・H2型ロケット開発の失敗の頬被り」など、いまや全国民による、文科省・教委一部腐敗分子に対する「毅然たる態度」での追及が求められるという。
(大沼・注)
なるほどね、天野氏の「提言」の方が、よほど実効性が高いような気がする。
かくいう小生もまた、15日の夕刊で、教育再生会議の第一次報告最終案なるものを読んで、唖然として目が点になったひとりである。
「教育再生」をいうなら、「教育殺しの下手人」=「死」にいたらしめた文科省=教委をまずもって批判すべきではないか?
末端の教師いじめはいい加減にしたまえ!!
責任者よ、出て来い!!