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2006-01-26

〔NEWS〕公立小中高校の授業 個別に決定 「特区」で実施済みの教育内容を申請なしで 政府方針 日経が報道

 日経新聞は1月26日、政府が公立の小、中、高校が個別に教育内容を弾力的に定められるよう大幅な規制緩和に踏み切る方針を固めた、と報じた。

 小学校でも英語を新たに科目に設けることができるようにし、一部科目の授業時間を削って強化したい科目に振り分けることも認める方向という。

 「指定を受けるには文部科学省の審査は必要だが、内閣府への特区申請は不要にする。2月に同本部で正式決定し、2008年度からの実施をめざす」そうだ。

 日本の統制教育にまたひとつ、風穴が開きそうだ。

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060126AT1F2501525012006.html

Posted by 大沼安史 at 05:53 午後 NEWS | | トラックバック (0)

2006-01-25

〔NEWS〕 ニューオルリーンズの公立校 チャータースクールのネットワーク主体に ハリケーンが吹き飛ばした教育官僚制

 ハリケーン「カトリーナ」に直撃された米国南部、ニューオルリーンズの公教育が、チャータースクールのネットワークを中軸とするかたちで再建されることになった。

 米誌「エデュケーション・ウイーク」(電子版)がこのほど(1月18日付け)、報じた。

 ニューオルリーンズの公立学校システムは、ハリケーン被害により、地元教育委員会による運営が困難になり、ルイジアナ州政府の管轄下に入る。

 州議会で成立した州法によると、州政府は同市の公立校117校のうち102校までを直営できることになったが、その大半はチャータースクールとして再開される見通しだ。
 すでに授業を再開している公立17校のうち、15校までチャータースクールとして再開校した。

 教育委員会を頂点とした教育官僚制によらず、チャータースクールのネットワークが、ニューオルリーンズの公教育再興の土台を形づくることになった。
 

 (大沼 注)

 トップ・ダウンではなくボトム・アップ。

 統制ではなく、下からの創造。

 ハリケーンが教育官僚制を解体し、草の根に学校ネットワークの根付かせた。

Posted by 大沼安史 at 11:16 午前 チャータースクール | | トラックバック (0)

2006-01-24

〔お知らせ〕 CLCA子ども能・狂言発表会

 NPO法人、子どもと生活文化協会は2月8日(水)午後6時半から(開場は6時)、横浜市西区紅葉丘の神奈川県立青少年センター・ホールで、「CLCA子ども能・狂言発表会」を開く。
 入場料は無料。

 ⇒
 http://www.clca.or.jp

Posted by 大沼安史 at 01:39 午後 お知らせ | | トラックバック (0)

2006-01-23

〔NEWS〕 能力別編成で学力格差が拡大 デンマーク・レポートが指摘 EU諸国に勧告

 欧州委員会の求めでデンマークの独立研究機関、「デンマーク・テクノロジー研究所(DTI)」が行った、学力に関する調査結果がまとまった。

 「生徒の学力を解明する」と題された報告書は、1月下旬、ブリュッセルのEU本部で、加盟各国に提示される。
 DTIはOECDのPISAなど3つの国際学力調査のデータを分析、「学力」をめぐる諸問題の解析を続けて来た。

 その結果、12歳以下の子どもたちを能力別編成すると、学力格差が増大することが確認された。
 とくに算数(数学)、読みで格差が広がるという。

 欧州ではまだ、アジアの国々と違って、能力別編成を積極導入するに至っていないが、ドイツやオーストリアなどで部分的に実施されている。
 この能力別編成によるクラスの「同質化」とは対極の関係にあるのは、北欧諸国、とくにフィンランドで、「異質(ヘテロ)な集団化」が逆に成果をあげている。
 さまざまな学力の子どもたちが混在するこうしたヘテロなクラスは、高学力の生徒にとってもプラスであることも分かった。

 米誌「エデュケーション・ウイーク」(電子版、1月18日)が報じた。

 〔大沼 注〕
 上記、エデュケーション・ウイーク誌の記事には、DTI報告書へのリンクもはられている。
 文科省は、調査結果を再確認していただきたい。
 DTIの言う通りなら、日本でも「能力別編成」を進めてはならない。

http://www.edweek.org/ew/articles/2006/01/18/19europe.h25.html?rale=KQE5d7nM%2FXAYPsVRXwnFWfexbqxLpd7mLxw4YDtlKayPnLCzCDElj9sMlxY89XSR7QmktnpPGi%2Fx%0A4pt7OcRvxQL5LzOLKZWnEh98blkkg8SVJc2zx29qhNsK4n32%2BrloDlsMRNhZsHZXbZzIZKxDStZ5%0ABZyMQ8yrqO12el197dT34T8lL4czbw5bDETYWbB2CJofU4EKdvaEq1TTqUHXgY0QHkMv2qwgIz%2BS%0ADHvZTCWWdQpgb7yqCDhSLbM602Vx7hF%2FU92hkxVg9V8XmpkY%2FJHII%2Fmu01CUHmJjRV5x7AGTcthA%0ASreJh06465%2Fn3NLXWD6QJXp1eoczxUUBzY%2BCIFboRy8zQyHPJmSpEnBfkxtwhCQzkDov8T%2FoWN88%0AGaNoeulzuNtvwRZSg%2Fe974Z%2FmJhKXv%2B6hM0Z3w7asOqYTv4q%2Br1YLR3w5MQE52YmEBAWmBL90J1C%0A2wc9ZlJNkg8rWPXM6Yyh4u5IiWGW8cmK4WV8fRyMpkIegApW4UrnJ0R3mBL90J1C2we7fTULaP5z%0AKJHII%2Fmu01CUbsqjBqu0q2DgWgR%2BTs%2BPOO4Rf1PdoZMVgWqOcVr0L62Eq1TTqUHXgbUk3YigLep%2F%0AayJQfaNXiPYshCXcBhf6JhTB0d6zjwfvXwdEsNqzYtqzoo7jNqU89PzNQnCKZqI%2BPrciXHbGsZv9%0AGyTi0siB6Br109eMMuciqvh%2BdTr6Mdk9ARjXgYeWNsh751Ifqa%2Fyo0%2BYNYbKoYfZGblpdVUO1wmy%0AJ%2FBqC6TQKR%2F%2FHftSeMu1uvHTT8AoyRscz2efW1oN&levelId=1000&print=1

Posted by 大沼安史 at 11:30 午前 NEWS | | トラックバック (0)

2006-01-12

      復刊、いや再創刊の言葉

以前、専用のホームページを開いて掲載を開始し、その後、事情があって休止していた「教育改革情報」を、本ブログ、「大沼安史の個人新聞」の「別館」のかたちで復刊します。

これまでも「本館」部分、「机の上の空」でも随時、教育改革がらみの重要情報は掲載して来ました。それはそのまま残し、新たに白紙の状態から出発します。

HPでの「教育改革情報」(HPは休眠状態ですが、現在でもアクセスは可能で情報を取り出すことができます。リンクから飛んでください)は、1998年に開設しました。

1990年代は、日本を除く世界の先進各国が公教育改革に取り組みだした時期で、HP版「教育改革情報」では、米国のチャータースクール運動を中心にニュース等を掲載しました。

こんどの「ブログ版教育改革情報」は、そのHP版を引き継ぐかたちで再出発するものですが、できれば「国内」にも目を向け、動きを追いかけたいと思います。

読者のみなさんからの情報提供をお願いします。(メールによる連絡は、画面左手最上部、「プロフィール」の一番上の部分をクリックしてお願いします)

このようにブログ版で「教育改革情報」を復刊できるようになったのも、この数年間、低空飛行状態にあった健康がすこし回復し、気力がやや持ち直して来たためです。

ただ、体力的にまだ自信がなく、レスポンスできるかどうか不安なことから、読者のみなさんの「コメント」は、当面、受け入れられません。お許しください。

今回の「教育改革情報」の「復刊」を、わたしとしては「再創刊」と位置付けています。

「再創刊」を言うには、新味がなければなりません。

新しさをどれだけ出せるか?

走りながら、いやゆっくり歩きながら考え、「紙面づくり」に取り組んでいきたいと思います。

わたしは1971年に新聞社に就職し、95年に新聞社を中途退社しました。しかし、わたしは新聞社を辞めたあとも、大学の教員をする今もなお、現役時代にも増して、自分のことを「新聞記者」だと思っています。

生涯一記者。

わたしの最後の歩みは、何をさがしあて、何処にたどりつくのか?

56歳の初春を迎えたいま、こどものようにワクワクした気分です。

どうか、よろしく!

                   2006年1月

                    横浜にて

                         大沼 安史

Posted by 大沼安史 at 12:00 午後 | | トラックバック (0)