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2017-09-01

〔田中宇さんの国際問題解説〕◇ トランプ(米政界を支配してきた覇権派〔グローバリスト〕を無力化することを目標に、覇権放棄の戦略を持った大統領)は、転向したのではない! 「覇権勢力と取引しているということだ」―― 「トランプの苦戦」

 「トランプは「合意形成」よりも「取引」を重視する。大きな組織を信用していないので、孤立を恐れない。従来正しいとされきた常識よりも、自分の直感を重視し、自分が正しいと思えば、非難されても喧嘩腰で押し通す。誇りが高く、自尊心が強い。軍産・外交界(=覇権派)という巨大組織に包囲されて圧力をかけられるほど、トランプは闘志を燃やす。取引の結果、いったんは譲歩もするが、敗北は受け入れない。元世銀総裁で隠れ覇権放棄派(親中派)のロバート・ゼーリックは、トランプを、そんな感じで評している。」

◎(8月31日付け)⇒ http://tanakanews.com/170830trump.htm

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 ◇ 私は、トランプがバノンを辞めさせたり、アフガン撤退を棚上げした理由について、根本的な転向・戦略転換でなく、トランプの覇権放棄策に反対している米議会の共和党主流派との敵対を緩和するための、暫定的でうわべだけの方策だろうと考えてきた。減税や財政出動策、健康保険改革など、トランプの経済政策は、議会に次々と否決され、ほとんど実現していない。このままだと株価の急落や景気の悪化を引き起こす。それを回避する策として、トランプは7月末、4か月間の約束で、軍産・覇権派の代理人であるジョン・ケリーを大統領首席補佐官に就任させた。それ以来、ケリーは、マクマスター安保担当補佐官、ティラーソン国務長官、コーン経済担当補佐官ら、政権内の覇権派(軍産や金融界出身者)と結束し、バノンら覇権放棄派を政権から追い出し、アフガン撤退やイラン核協定離脱などの覇権放棄派の策を阻止してきた。

 こうした私の見立ては、楽観的すぎないだろうか。米マスコミは、トランプを正常な人間とみなさず、トランプの政策を理にかなったものとみていない(日本のマスコミは米マスコミの鵜呑み)。私から見ると、それはマスコミが軍産・覇権派の一部なので、公正な報道をせず、トランプ敵視に変更しているからなのだが、同時にいえるのは、報道が信用できないため、政治の動向について正確な見立てが難しくなっていることだ。今回は、最近のトランプ政権をめぐる動きの意味を、再度、分析してみる。

 ◇ 米政界を支配してきた覇権派を無力化することを目標に、覇権放棄の戦略を持って大統領になったが、政界からの大きな圧力を受けて側近群の中に覇権派を入れざるを得ず、政権中枢は覇権派と放棄派の激しい政争となり、放棄派が劣勢になっている。トランプは苦戦している。ここまでは事実と考えていいだろう。次に思いつく疑問は、トランプはバノンを切ることで、放棄派から覇権派に転向したのでないかというものだ。私は、トランプが転向したのでなく、放棄派としてやりたいことの一部をあきらめて維持派に対して(時限的に)譲歩することで、妨害されている経済政策の推進をはかる「取引」をしたとみている。

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 ◎(8月31日付け)⇒ http://tanakanews.com/170830trump.htm

Posted by 大沼安史 at 10:04 午前 |

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