〔和田春樹さんが『世界』最新号で警告〕◇ 「北朝鮮有事は、朝鮮戦争ではなく、環日本海戦争、米日・朝戦争となる」/「北朝鮮は、従来型の弾頭のミサイルによって、日本海側にある原子力発電所を攻撃することも考えられる」/ 「それは原爆を投下したのと同じ効果をもつ」/ 「使用済み核燃料が貯蔵プールに保存されている。これらの原発を飛来するミサイルから守る手段は講じられていない」
★ 安倍政権はいまや、軍産複合体権力にシッポを振るしか能のない、ペット犬レベルに堕し、新設される獣医学部の、優秀な医師たちの診断を仰ぐべきほど、人間的知性・判断力を失っているようだ。
安倍政権が続く限り、日本の安全保障はあぶない!
とっとと辞めてほしいものだ!
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〔★は大沼〕 ◎ 『世界』7月号 和田春樹さん(歴史学者、東大名誉教授)『北朝鮮危機と平和国家日本の平和外交』
→ https://www.iwanami.co.jp/book/b297670.html
■特集:韓国新政権と東アジアの未来
北朝鮮危機はいまだ予断を許さない。
米トランプ政権は「あらゆる選択肢がテーブルの上にある」という姿勢からはややトーンダウンさせている。しかし、依然として朝鮮半島では近年になく緊迫した状況が続いている。
北朝鮮危機が拡大し有事が発生するならば、それは朝鮮戦争の再現ではありえない。日本をふくむ東アジア全体を巻き込むものとなる。
情勢が緊迫する今だからこそ、日本は、9条の精神にのっとり外交的手段による問題解決に力を集中させるべきではないか。
そのためにも、外交的解決の基盤である隣国との関係改善が不可欠なはずである。
5月9日に行われた韓国の大統領選挙で、9年ぶりに進歩派政権が誕生した。この政権交代は、憲法を守り、民主化を深化させるキャンドル市民の闘いが勝ち取ったものでもある。韓国新政権は、南北関係の改善に軸足を置き、北朝鮮との対話の道を探ると期待される。
東アジアに信頼と対話をどう構築するか。日本外交のとるべき道を考える。
Posted by 大沼安史 at 06:08 午前 | Permalink