〔フクイチ・メガ核惨事 7年目の春に〕◇ 「30キロ圏・原発避難計画」さえも策定していない飯舘村で、避難指示解除式典が行なわれた。菅野典雄村長は式辞で、」「被害に遭った以上、愚痴をこぼしていないで新しい村づくりに挑戦しよう」と呼びかけた。来賓の内堀雅雄知事は「『おかえりなさい式典』、いいネーミングですね。心がほっこりしました」と胸に手をあててみせた。
★ 溶融核燃の所在もわからない「フクイチ」30キロ圏内被曝地に、一部の村民は帰った。
避難計画さえまとめていない村に!
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◆ (民の声新聞) ……祝賀ムードに酔う菅野典雄村長とは対照的に、子育て世代を中心とした村民からは1600万円も費やした「表示板付モニタリングポスト」やゼネコンから寄贈されたのぼりへの疑問の声があがる。
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◆(NHK)これについて、飯舘村は「人員不足などで作れていない。今年度中には策定を目指したい」と話しています。
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〔★は大沼〕◎ 民の声新聞 【それぞれの3.31】避難指示解除の飯舘村。1600万円の「おかえりなさい」に首ひねる村民~住宅打ち切り強行される〝自主避難者〟は福島県庁で抗議行動
(1日付け)⇒ http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-141.html
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◎ NHK 原発避難計画 5市町村が未策定
(2日付け)⇒ http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055194501.html
・ 原子力発電所の事故が発生した際に住民などの避難をスムーズに進めるため、国は周辺の自治体に避難計画を作るよう求めていますが、福島県内では、31日避難指示が解除された飯舘村など5つの自治体で、避難計画が策定されていないことがわかりました。
6年前の東京電力福島第一原子力発電所の事故を教訓として、国は原発から30キロ圏内の自治体に住民の避難計画を策定するよう求めています。
しかし、福島県内では、対象となる13の自治体のうち5つで、計画が策定されていないことがわかりました。
計画がないのは、31日避難指示が解除された飯舘村と、すでに住民の帰還が始まっている葛尾村と田村市、それに、多くの地域が帰還困難区域となっている双葉町と大熊町です。……
Posted by 大沼安史 at 08:48 午前 | Permalink