〔北朝鮮 報復攻撃の現実的な脅威〕◇ (訂正更新)日本の原発の「使用済み核燃プール(SFP)」が、東北アジアにおける「核テロ攻撃」の決定的ターゲット! /「3・11」後、「使用済み核燃(SF)管理」が国際社会の重要問題となったのに、日本は足踏み / SFPの保管燃料密度、上昇 ―― 米「ノーチラス研」論文が警告 ★ 北朝鮮からすれば、日本全国の原発建屋に「空中楼閣」としてある、「SFP」くらい狙いやすいターゲットはないだろう!
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★ ノーチラス研のピーター・ヘイズ論文は、日本は原発事故による核惨事以上に、核テロに対して、免疫(安全策)を持っているわけではない、と指摘している。
要は、「フクイチ」で、あれだけの核惨事を引き起こしたのだから、核テろもかんたんに許してしまうだろう、という警告ある。
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★ 核テロの最大のものは、ミサイルなどの兵器を動員した、核分裂物質を使ったり、それをまき散らす、戦闘行為だ。
かりに北朝鮮がトランプ米軍の攻撃への報復として、日本を狙うとすれば、その攻撃リストのトップに、格納容器にも圧力容器に入っておらず、建屋内の空中に据え付けられている「SFP」を入れるのは、当然のことだ。
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★ 北朝鮮有事が勃発すれば、「ニッポン原発列島」のSFPが真っ先に狙われる。
(訂正済み箇所 ⇒ )和平と脱原発によるターゲットの解消しか、亡国回避の道はない。
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〔★は大沼〕 ◎ ノーチラス研(米カリフォルニア州バークリー)、ピター・ヘイズ(豪シドニー大学教授)論文 Nuclear terrorism risks in Northeast Asia: Japan’s reactor restart and spent fuel(北東アジアの核テロリスク 日本の原発再稼働と使用済み核燃料)
(2015年3月23日付け)⇒ http://nautilus.org/napsnet/napsnet-special-reports/nuclear-terrorism-risks-in-northeast-asia-japans-reactor-restart-and-spent-fuel/?view=print
Japan is no more immune to nuclear terrorism than it was to a catastrophic reactor accident. In this context, the combination of safety and security concerns represented by spent fuel pools at reactors is a critical variable in the risk profile arising from the threat of nuclear terrorism.
Posted by 大沼安史 at 01:15 午後 | Permalink