〔フクイチ・メガ核惨事 7年目の春に〕◇ 福島小児甲状腺癌 / 「経過観察児をフォローアップせず/4歳児発症」―― 「すなわち、福島県立医大が把握してきた甲状腺がんまたは疑い185人(1例は良性)以外……いたとしても、福島県民も日本国民も全体像は知らされていない。実際はもっと存在している可能性があることが、突如、分かったのだ」 ◎ まさのあつこさんが解説記事 ★ 福島医大のアンダーコントロールが―― 信頼が、一挙崩壊!
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★ まさのあつこさんは記事を、こうまとめている。
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…… 少なくとも以下のことが指摘できるのではないか。
1.放射線被ばくの影響を見るために行っている甲状腺検査だが、福島県立医大の情報把握のやり方では、全体像が把握できず、被ばくの影響が過小評価されている。
2.山下医師は、事故当時0から5歳の発症がないことを、東電原発事故による放射線被ばくの影響ではないことの根拠の一つに掲げてきたが、その根拠は崩れた。
3.東電原発事故後6年が経過した今、チェルノブイリ原発事故後と似通った傾向があると考えた場合、チェ事故から14年目の報告で山下医師が述べたように、低線量被ばくが続くことへの危惧と、小児以外の年齢層の甲状腺がん、その他のがんの増加に対する懸念は、福島にも当てはまる可能性がある。
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〔★は大沼〕 ◎ 被ばく影響を否定する「権威」による、事故当時0~5歳の発症なし「根拠」が瓦解
(2日付け)⇒ https://news.yahoo.co.jp/byline/masanoatsuko/20170402-00069447/
Posted by 大沼安史 at 10:19 午前 | Permalink