〔フクイチ核惨事 7年目の春に〕◇ (YAHOOニュース/週刊金曜日)◆ 原発事故当時4歳の子どもも甲状腺がんに データ非公表認めた福島県立医大の欺瞞 / 「経過観察」患者が、意図的に作られている可能性も 甲状腺がんの多発が問題になり始めた頃から、「経過観察」症例は大幅増 いったん「経過観察」に回してしまえば、次の診療で穿刺細胞診を施行しても、結果は闇に葬られる! ★ さすが、自分たちだけ、ヨウ素剤を服用していた福島医大だけのことはある!
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★ 週刊金曜日の記事筆者の白石草さん(Our PlanetTV代表理事)は、こう指摘している。
「約1000億円もの国費を投入している健康調査で、事業の最も根幹である、がんの全数把握ができないと明言する姿勢こそ欺瞞である」
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〔★は大沼〕 ◎ (YAHOOニュース/週刊金曜日)
(18日付け) ⇒ https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170418-00010000-kinyobi-soci
・ 健康調査について議論している県の検討委員会は1年前、小児甲状腺がんの多発は「放射線の影響とは考えにくい」と結論づける「中間取りまとめ」を公表した。その理由の一つが、「事故当時5歳以下からの発見はない」というものだった。
だが医大では、それより半年以上前に、4歳児の甲状腺がんが見つかっていたのである。がん統計を見れば明らかな通り、5歳から10歳男児の甲状腺がんは全国でも極めて珍しい。「事故時5歳未満がいない」ことが注視されている中、医師やスタッフがその事実を黙殺していたことは非常に重い。重大な政策決定に、実態と乖離している報告が使用されたことになる。
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◎ 関連 <河北新報> 福島県庁 ヨウ素剤を、福島医大には配布! 「被ばく医療に携わる医師や看護師が服用」「ところが、被ばく医療とは無関係の職員や学生、家族も服用し、『かん口令が敷かれていた』(医大関係者)ことが判明した」/ 県庁 三春町には「国の指示がない」とヨウ素剤の服用中止を求める!
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2014/10/post-30b7.html
Posted by 大沼安史 at 07:28 午前 | Permalink