〔フクイチ・メガ核惨事 7年目の春に〕◇ 「ベースボール(野球)では、放射能汚染を除染できない。(東京オリンピックでの野球・ソフト競技、一部フクシマ開催)で、どうやって『より良い世界つくれる』の? より危険なものをつくりかねないじゃないの」 ―― ◎ 米メジャーリーグ・メディアで、女性レポーターのジェニファー・レインウォーターさんが警告論評!
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★ 『より良い世界つくれる』―― これは、福島でも競技開催決定にあたり、「世界野球連盟」のRiccardo Fraccari会長が述べた言葉だ。
いわく、フクシマ開催は「よりよい世界をつくるスポーツ・パワー(the power of sport to shape a better world)」を示すものだと。
ジャニファーさんは、「この言い方、変」と言っているのである。
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★ なるほど、スポーツの力で、被曝地の放射能汚染は消えない!
彼女の言う通りではないか?
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★ ジェニファーさんは、フクイチの現場から、たった70キロしか離れていないところで、(MBLの)ボール・プレーヤーたちがプレーすることになるが、そこは完全除染に至っていないところだ、と指摘している。
Yes, our ballplayers will be 70 kilometers away from the actual reactor, but the one thing we know for certain is that the mess made there has not been fully cleaned up and won’t be for a long time.
そして――「科学者の間でさえ、どれだけ「安全」か意見が分かれているところに、わたしたちの選手と(応援の)市民を送りこむわけにはいかない」とも。
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★ 米国のメジャーリーグのオーナーらは、米政府トップに近く、「フクイチ核惨事」のほんとうの姿を知らされているはずである。
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〔★は大沼〕
◎ ファンサイディド Fukushima to Host Baseball in 2020 Tokyo Olympics, But Is It Safe? by Jennifer Rainwater
Posted by 大沼安史 at 11:31 午前 | Permalink