〔フクイチ・メガ核惨事 7年目の春に〕◇ 「原発の安全基準は、地震によって地盤のずれ(断層変位)がわずかでも生ずる恐れのある場所に重要な施設を建てることを禁止。しかし仮にずれが生じても、その大きさがある範囲内に収まれば原子炉の安全維持は技術的に可能」 ―― 原子力学会「断層の活動性と工学的リスク評価」調査委員会が報告書を発表 ★ 「活断層」の「想定外の恐怖=建屋対角線切断」は、「フクイチ」で実際起きたことだ。
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★ 同調査委は新幹線の活断層対策の例を引き、原子炉をつくっても良いと煤結論を導き出しているが、「ずれの大きさがある範囲内」に収まってくれる地震ばかりが、原発を襲うとは限らない。
「3・11のフクイチ」で日本政府・東電など原発推進派が「津波」にばかり注目し、「地震と活断層」から注意を逸らして来たが、岩田清さんの画像解析で、「フクイチ」では活断層が動き、「1号機」では建屋を「対角線ギロチン切断」していたことが明らかになっている!
「活断層」を過小評価してはならない。
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〔★は大沼〕 ◎ 日経新聞 原発下の断層、ずれ小さければ対応可能 原子力学会 調査まとめ役に聞く / 編集委員 滝順一さん
(10日付け)⇒ http://www.nikkei.com/article/DGXMZO14976050W7A400C1000000/
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◎ 関連 2016-11-14〔フクイチ・スーパー核惨事 6年目の秋に〕★ 「1号機」は、直下活断層による直下地震で、「対角線」に“切断”されていた! ―― ◎ 岩田清さんが、米軍のT-Hawk偵察機による、2011年4月15日撮影の空撮写真の画像解析で確認! ★ こうなると、原子炉も、使用済み核燃プールも、一気に、ピンポイントで、まるでギロチン切断にように、「全部」やられたことになる!
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/11/t-hawk-52a7.html
Posted by 大沼安史 at 11:51 午前 | Permalink