〔フクイチ・核惨事 7年目の春に〕★ 中央体育館での植え込みで、なんと「6マイクロシーベルト」もの検出通報があった千葉県柏市で、市役所が市内の「公共施設」を緊急点検 その結果、63施設で除染基準超えと判明 / 「側溝汚泥や落ち葉の適正処理を徹底」「大部分を占めた雨どい下については定期的なモニタリング」★ 「適正処理」「モニタリング」?……なぜ、「除染する」と言わないのだろう。「公共施設」だけでこのありさま。民間の住宅などの汚染調査も実施すべきだ!
★ 写真は植え込み地面で6マイクロを検出した柏市中央体育館。
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〔★は大沼〕 ◎ 千葉日報 63施設で市基準超え 放射線量、柏市除染対応へ
(20日付け)⇒ https://www.chibanippo.co.jp/news/national/402436
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・ 柏市中央体育館で国の除染基準(地上1メートルで毎時0・23マイクロシーベルト)を上回る空間放射線量が測定された問題で、市内公共施設の緊急点検を行っていた柏市は19日、63施設計163地点で線量が市の除染基準を超えたと発表した。そのうち国の基準を超えたのは10施設14地点。市は既に2市立保育園計4地点で除染対応を完了しており、今後も生活空間にあたる地点を中心に除染を進めていく。
・ 緊急点検は道路や小規模な公園を除く市有の332施設を対象とした。各施設の担当課が2月8日~3月末、雨どい下、放置された側溝汚泥、落ち葉の集積場所計6585地点で測定を実施。市の基準を超えた地点のうち最も多かったのは雨どい下で、155地点だった。最大値が測定されたのは市少年補導センター裏にある雨どい下で、地上5センチで2・85マイクロシーベルトだった。
市は現在、生活空間を優先して除染対応を進めており、実施後の数値も再確認する方針。同課の担当者は「側溝汚泥や落ち葉の適正処理を徹底するほか、大部分を占めた雨どい下については定期的なモニタリングを実施していきたい」と話す。
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◎ 本ブログ既報 2017-02-19 〔フクイチ・メガ核惨事〕◇ 千葉県柏市 中央体育館の植え込みで、国の除染基準(地上1メートルで毎時0・23マイクロシーベルト)を上回る空間放射線量が測定(ことし元日に植え込み地面で6マイクロシーベルト検出と通報)/ 3月末までに、200~300の公共施設で緊急点検 / 市の独自基準(地上5センチで毎時0・23マイクロシーベルト)以上になった場合は除染を……「検討する」! ★ 除染するではなく、検討する……とは!? 手に余る、ということか? 首都圏のフクイチ・プルーム汚染は、かくも深刻なものだった!
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Posted by 大沼安史 at 10:53 午前 | Permalink