〔フクイチ・メガ核惨事 7年目の春に〕◇ 26日は「チェルノブイリ31周年」だった! ◎ 米国の歴史家、ケイト・ブラウン教授(メリーランド大)が、隠蔽・矮小化されて来た「チェルノブイリ核惨事のその後」をたどるレポートを発表 / ◆ IAEAの「国際チェルノブイリ計画(ICP)」研究が、民衆の放射能への恐怖を鎮める狙いだったことを裏付ける、国連機密文書を発見! / ◎ 癌以外の被曝症を含む「長期にわたる低線量被曝( long-term, low-dose exposures)」の再検証も提言!
I found a confidential 1990 UN memo that seems relevant, particularly in light of the study-design problem set out in Lushbaugh’s letter a decade earlier. The memo suggests that the IAEA was conducting the ICP study to “allay the fears of the public” in service of “its own institutional interest for the promotion of peaceful uses of nuclear energy.”
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★ 「フクイチ」で、チェルノブイリの隠蔽が繰り返されてはならない!
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〔★は大沼〕 ◎ Physics World April 2017 / Chernobyl’s hidden legacy(チェルノブイリの隠された遺産)
⇒ http://live.iop-pp01.agh.sleek.net/2017/03/19/chernobyls-hidden-legacy/pugpig_index.html
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★ ケイト・ブラウンさんはウクライナとベラルーシに入り、隠蔽されていた、さまざまな被曝資料を発掘した人だ。
そこで見つけた記録文書を、彼女は、「カタストロフ後の世界の哀歌として読んだ」そうだ。
The Ukrainian and Belarusian reports, hundreds of them, read like a dirge from a post-catastrophic world.
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★ 「チェルノブイリ」の被曝地の「今」は、「フクイチ」の31年先の未来である。
ウクライナで、放射能に過剰反応してビクビクする「radiophobia(放射能恐怖症)」という言葉がつくられたこと。
「スクリーニング効果」という言葉も、すでに「チェルノブイリ」で使われていたこと。
「フクイチ」7年目の今まで言われていたことは、すでに「チェルノブイリ」で言われたことであると、ケイトさんは指摘している。
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★ ケイトさんは、今こそ「長期的な低線量被曝」問題に取り組まねばならないと、チェルノブイリ31周年を迎えるにあたり、国際社会に呼びかけたわけだが、彼女がとくに注目しているのは、癌以外の被曝症についてである。
内・外部被曝で、癌以外の被曝症がどれだけ発生しているか、については、1980年代の終わりに旧ソ連の科学者たちが調査しており、そのデータの再検証が必要だ、と訴えている。
Posted by 大沼安史 at 05:01 午後 | Permalink