〔フクイチ・スーパー核惨事 またふたたびの「3・11」へ!〕◇ 東電が唱える「水棺」(して溶融核燃取り出し)―― 「できる道理なし!」 ◆ 「水素爆発」だけでなく、「溶け落ちた炉心が格納容器の床と反応して、爆発性のガスを大量に発生させて、それが(3号機で「特別に巨大に」)爆発した」/ ◎ 小出裕章さんが、1年以上も前に、東電が「常に甘い見通し」で「時間稼ぎ」をし、醜態を曝け出していく姿を、厳しく批判! ★ 安倍政権を一日もはやくゴミ出しし、小出さんのような人を原子力規制委員長に据えなくてはならない!
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〔★は大沼〕 ◎ ラジオフォーラム(第147回小出裕章ジャーナル)
(2015年11月5日付け)⇒ http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/281.html
◆ 今現在、生じている放射能汚染水問題というのは、格納容器がもう穴が開いてしまって、注入している水がどんどん漏れてきてしまうということから始まっているわけですし、冠水ができるような水棺、水の棺と呼ばれていますけれども、そんなことができる道理がもともとないのです。
でも彼らはできるできると、これまでずっと言ってきて時間稼ぎをしてきたと言うか、事態をいっそう悪くしてきてしまったのは彼らなのです。
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◆ もともと水素爆発と言って、水素が爆発したというふうな推定だったんですけれども。それだけではなくて、溶け落ちた炉心が格納容器の床と反応して、爆発性のガスを大量に発生させて、それが爆発したと私は思っています。
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◆ 溶け落ちた炉心は、圧力容器という鋼鉄製の圧力窯の底を抜いて、格納容器の床の上に落ちたのですが、格納容器の床はコンクリートでできていまして、コンクリートと溶け落ちてきた炉心が猛烈に反応して、爆発性のガスなども大量に噴き出したはずだと私は思っていますし。
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◆ 一酸化炭素ほか爆発性のガスが大量に発生することになります。特に3号機の爆発というのが特別に巨大だったわけですが、それは私は溶け落ちた炉心と格納容器の床が反応して発生した爆発性のガスのためだと思っています。
Posted by 大沼安史 at 12:51 午後 | Permalink