〔フクイチ・スーパー核惨事〕◇ 東電が「2号機」に、調査ロボットを再投入 今月内に実施 / 「廃炉推進カンパニー」の増田尚宏最高責任者が明言 ◆ 「1号機」の溶融核燃を調べる遠隔操作ロボット、3日に公開される! こちらは3月までに調査実施 ★ 「ロボット玉砕調査」で「超高線量」を「確かめる」……だと! 「石棺・ドーム化」へ、遅まきながら、ようやく動きが出てきたようだ!
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★ 6年間も線量すら測ってこなかった無責任が、ここにきて、どんどんあぶりだされて来た!
逃げずに向き合え!
国際社会から、安倍政権の無策に対する批判がマグマのように噴き出し、「石棺化・気密ドーム」への決断を迫っているのだろう。
いまごろになって、「後ろ倒し」が得意(?)な東電が、妙に強引なロボット玉砕調査を進めている理由は、そこになるのではないか!
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★ 福島県の内堀雅雄知事は≪ 3日の定例記者会見で、東京電力福島第1原発2号機格納容器の内部調査で、事故後最大となる毎時530シーベルトの空間放射線量が推計されたことについて「長い道のりではあるが、廃炉対策を進める上で一つの大切な前進になった」との認識を示した≫ そうだ。
そして≪ その上で「燃料デブリの取り出しに向け、国や東電は山積する課題を乗り越えながら、確実に廃炉を成し遂げてほしい」と述べた。 ≫ という。
後段の「燃料デブリの取り出しに向け……」は、そう言うしかないだけのこと。
むしろ、即死レベルの超高線量状態を確認したことを「一つの大切な前進」と述べたところに注目すべきだろう。
たぶん、これは「石棺化・気密ドーム」方式で「フクイチ」を「チェルノブイリ」ための「前進」発言である!
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〔★は大沼〕 ◎ 京都新聞 福島第1原発、ロボットで調査へ 月内に2号機圧力容器下
(3日付け)⇒ http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20170203000112
・ 調査現場付近は極めて放射線量が高く、調査後のロボットの回収が困難になる可能性もある。増田氏は「ロボットを廃棄することになっても調べる価値がある」と強調。新たな画像や放射線量、温度のデータが得られれば堆積物がデブリかどうか判断できる、とした。
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◎ 毎日新聞 福島原発調査 線量計垂らし計測 ロボット公開
(3日付け)⇒ http://mainichi.jp/articles/20170204/k00/00m/040/085000c
Posted by 大沼安史 at 10:42 午前 | Permalink