〔フクイチ・スーパー核惨事〕◇ 「福島原発の三つの原子炉のうち2号機は損傷の程度が比較的軽いとみられている。その2号機でさえこの状態だ。1、3号機はどうなっているか考えると空恐ろしくなってくる」 ―― ◎『信濃毎日新聞』社説 ★ 安倍政権は、この「空恐ろしいフクイチ」の現実を国民から目隠しし、すっとぼけ、権力維持のために「共謀罪」づくりに狂奔している!
〔★は大沼〕
◎ 『信濃毎日新聞』社説 : 福島原発廃炉 超高線量の過酷な現実
(4日付け)⇒ http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170204/KT170203ETI090004000.php
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◇ …… 1979年の米スリーマイルアイランド原発の事故では核燃料は10年余りで取り出すことができた。燃料が圧力容器内にとどまり格納容器内に落ち込まなかったことが幸いした。86年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故では燃料取り出しを断念し、原発全体をコンクリート製「石棺」と金属製のシェルターで覆った。
圧力容器を突き抜けて落下したデブリを取り出した例は、これまで世界にない。
原子炉内の調査が進めば進むほど作業の難しさが際立ってくる。原発はやはり、人間社会とは共存できない。
Posted by 大沼安史 at 11:59 午前 | Permalink