〔フクイチ・スーパー核惨事〕【民の声新聞】★「顔を紅潮させながら『内堀知事の政策決定に誤りは無い』『国との再協議をやるつもりはありません』」と、福島県生活拠点課の新妻勝幸主幹は繰り返した ―― 避難者団体が2日、福島県庁の担当職員と6回目の交渉。「聴く耳持たぬ福島県職員」 ★ 新妻氏も苦しかったのだろう。しかし、公僕として顔を紅潮させ、意を決して言うべきは、こういう答えだ。「わかりました! 知事に撤回するよう意見具申します」! 内堀知事も上京して「直訴」せよ!
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★ 東京での「交流会」で、内堀知事は、こう言ったそうだ。
なぜ交渉の場に出て来ないか? ――「私は忙しいんです。24時間しか無いんですよ」
忙しいのはお互い様、誰にも1日は24時間しかない。
避難民は24時間どころか、その人生の時間のすべてを台無しにされようとしているのに。
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★ 内堀知事も勇気をふりしぼって、安倍政権に物申さなければならない。
福島から石もて追われたあとの、あなたの人生は、どのようなものになるのか、考えたほうがいい。
「辞表」を懐に、上京し、官邸に乗り込んで、「直訴」したまえ!
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〔★は大沼〕 ◎ 鈴木博喜さんの「民の声新聞」 【自主避難者から住まいを奪うな】聴く耳持たぬ福島県職員。「内堀知事の政策決定に誤りは無い」と来月末で無償提供打ち切りへ~第6回福島県庁交渉
(3日付け)⇒ http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-114.html
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◆ 新妻主幹はさらに、こうも言って内堀知事を擁護した。
「私は直接の担当では無いので出席しなかったが、昨年12月に東京国際フォーラムで開かれた『ふくしま避難者交流会』で内堀知事が避難者の方々とお話をしたと聞いている。避難者の話を聴かないわけでは無い」
これには、実際に交流会に出席した避難者たちが怒った。
村田弘さん(南相馬市から横浜市)は「私は内堀知事に直接、尋ねましたよ、どうして交渉の場に出て来てくれないのかって。知事は何と答えたと思いますか。『私は忙しいんです。24時間しか無いんですよ』という答えでした」。
熊本美彌子さん(田村市から東京都)も「具体的な例を挙げて私も内堀知事に直接、お話ししました。『それでは職員から連絡させます』という事だったが全然、連絡がありません。これで『寄り添っている』と言えるのか」と怒った。
新妻主幹は「私は聞いていない。報告のペーパーには無かった」と答えた。これが、県庁職員が「知事は避難者の話に耳を傾けている」と胸を張る交流会の実態だ。
Posted by 大沼安史 at 10:24 午前 | Permalink