« 〔フクイチ・スーパー核惨事 6年目の冬に〕★ アニメ映画『この世界の片隅に』、「クラウドファンディング」の勝利! 「片渕須直アニメ」ファンが「貧者(?)の一灯」で、3900万円を集める! / しかし、宣伝費に回せるお金はわずか……「ところが、11月に公開されると、徐々に多くの「評判」がSNS上に」 / そして「時間の経過とともに観客数が下がるのが映画興行の常識ですが、それを覆す一つの例になりつつある」★ この日本にもまだ、安倍政権のマインドコントロールに負けない、心と希望がある!  | トップページ | 〔フクイチ・スーパー核惨事 6年目の冬に〕☆ <高浜原発> 隣接する高浜町音海(おとみ)地区の自治会が18日が、原則40年と定められている原発の運転延長に反対する意見書を採択 ☆ オスプレイ墜落:高江区(沖縄県東村高江区)が県内配備撤回を決議 ☆ デモクラシーは片隅の、生きる場から、始まる! »

2016-12-20

〔フクイチ・スーパー核惨事 6年目の冬に〕★  「希望の牧場」の吉沢正巳さんは言った。「おれは右翼より大声で叫ぶことができるんだ。……おれはカウボーイだ。カウテロリストだ。カミカゼだ!」 ―― ポーランドのフォト・ジャーナリスト、アルカディウス・(ARKADIUSZ PODNIESIŃSKI)さんは、こう吉沢さんを写真と文で紹介したあと、吉沢さんが出迎えようとした、この「美しい国」の「愛国者」であるらしい安倍首相のこの顔を――この1枚の歴史的記録写真を撮影し、現地レポートに掲載した!

Screenshot3476_2

Screenshot3475

………………………………………………………………………………………

〔★は大沼〕 ◎ ARKADIUSZ PODNIESIŃSKIさん(日本語訳はサチコ・ハワードさん):福島: チェルノブイリの再来?
 ⇒ 
http://www.podniesinski.pl/portal/fukushima-second-chernobyl-jpn/

Screenshot3479

Screenshot3477

 

………………………………………………………………………………………

 ★ ポドニエシンスキさんは、こう報告している。

          *

 吉沢さんの農場は原発から14キロ地点にある。この距離からだと原発の建物は見えないが煙突は見ることができる。

 吉沢さんが言うには、原発の爆発も聞こえたし放射性物質の入った雲が彼の牧場の上空を漂っていったのも見えた。

 その結果2万人ほどの浪江の住民の半数に近い人が近くの山あいにある津島に避難した。

 しかしより高濃度に汚染された風がそちらに向かっていたことがわかり、人々はまた逃げて行った。福島の放射能汚染によって、新しい世代の被曝者が誕生した。

 それまで被曝者といえば広島と長崎の原爆による被害者のことだったが、福島の原発事故の被害者も被曝者となった。

 検査を受けた120人の被曝者の中で、吉沢さんは浪江で3番目に高い数値を記録したという。

 理解を示さない役人に反発して、吉沢さんは活動家となり彼の牛とともに抗議行動を始めた。

 一頭の牛を農水省のビルまで連れて行き、なぜ原発事故後に牛の皮膚に白斑が出たのかを調べるように要求した。

 「福島の一部を東京に持って行って抗議したんだ。牛とおれは災害の生き証人、おれの牧場は福島の被害の記録になるのさ」

          *

 首相の到着時間が迫り、群衆が大きくなると、警官と首相の警護隊が吉沢さんに近づいてきて、のぼりを下ろして立ち去るように求めた。

 吉沢さんはそれに従うが、ゆっくりと行動した。

 まるでなるべく長くそこに留まろうとするように、そして実際に首相を 迎えるまでの時間を稼ぐように。

Posted by 大沼安史 at 09:08 午前 |