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2016-11-15

〔フクイチ・スーパー核惨事 6年目の秋に〕 【再掲】 ◇ 1号機爆発(2011年3月12日午後3時36分)! ―― その直前、1号機(の地下で) 「垂直地震 ( “vertical earthquake” )」が起きていた! NRCの「フクイチ・ステータス」報告に明記! それどころか、近藤駿介・原子力委員会委員長による米側へのメールでも「かなり強い地震のあと、1号機建屋、爆発音とともに破壊される」と報告されていた!

 ★ 「1号機」では前日の「3・11」にも、局所地震が! 「1号機」はつまり、2日続けて、2度にわたり直下型地震の直撃を受けていた!

 そして、ついに大爆発!

 だから、「1号機」のカバーを外したら、満々と水をたたえいるはずの「使用済み核燃プール」が、消えてなくなっているのも、当然のことなのだ!

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  ★ 「フクイチ」では「3・11」の当日(1号機爆発の前日)、局所的な、直下活断層によるものとみられる直下型地震の発生が、作業員の証言、その他で明らかになっている。
 ⇒ 
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/11/post-9d09.html

 「1号機」を揺さぶった直下地震はしかし、それだけではなかった!

 翌日の3月12日にも再び、直下地震が発生していたのである。

 その証拠は2つ!

 ① NRC(原子力規制委)情報公開文書に、1号機爆発の直前、1号機(地下で)「垂直地震( “vertical earthquake” )」が起きていたことが明記され 

 ② そして、近藤駿介・原子力委員会委員長による米側へのメールでも「かなり強い地震のあと、1号機建屋、爆発音とともに破壊される」と報告

 ――されていたのだ!

 詳しくは、下記の「本ブログ既報」を読んでいただきたいが、わたしは、

  「フクイチ1号機」はまず、3・11の直下活断層による直下地震で、原子炉・核燃プールとも破壊され、

  翌日の3月12日に、核燃のメルトスルーによる地下水蒸気爆発が発生、それが地震として観測され(もちろん、直下活断層が再び動き、地震を引き起こしたことも考えられるが……) 、さらにそれが引き鉄となって大規模な爆発へ進んだ 

 ――と推測している。

 その結果、「1号機核燃プール」も「消失」するという破局的な事態に。

 「1号機」カバーを外したら、満々を水をたたえ、核燃をしっかり冷却しているはずの「使用済み核燃プール」が消えていることが分かったのも、当然の帰結といえる。

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〔★は大沼〕 ◎ 本ブログ既報 2016-02-06 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/02/vertical-earthq.html

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 ◎ 関連 〕★ 「1号機」は、直下活断層による直下地震で、「対角線」に“切断”されていた! ―― ◎ 岩田清さんが、米軍のT-Hawk偵察機による、2011年4月15日撮影の空撮写真の画像解析で確認! ★ こうなると、原子炉も、使用済み核燃プールも、一気に、ピンポイントで、まるでギロチン切断にように、「全部」やられたことになる! 
 ⇒ 
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/11/t-hawk-52a7.html

Posted by 大沼安史 at 09:45 午前 |