〔南スーダンを「9条の墓場」にしてはならない〕◇ 「駆けつけ警護などの新たな任務は国際平和協力の新たな一歩になる」―― 稲田防衛大臣が19日、自衛隊青森駐屯地で、現地に派遣される部隊に、訓示 ★ 稲田大臣は(駆けつけ警護は)「部隊隊にとってもリスクの軽減につながる」との考えを述べたそうだが、安倍政権が「停戦合意が保たれている」と言い張る南スーダン現地では、「再開された内戦(renewed civil war)」(AP通信)まっただ中。憲法9条つぶしの口実づくりは許されない!
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★ AP通信によると、南スーダンのユェイの町は、「殺戮の波(wave of killings )」に包まれている。
現地ルポ記事は、現在、「内戦(civil war)」が激化している、と明確に報じている。
「停戦合意」が保たれてはいない。そんな激戦の「紛争地」に自衛隊を送り込むのは、「PKO参加5原則」違反だ。
安倍政権は自衛隊員に犠牲が出たところで、憲法9条が交戦権を奪っているから、こういうことになった、憲法改正だ――という動きをつくろうと、手ぐすね引いているのではないか!
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〔★は大沼〕 ◎ TBS 防衛相、派遣部隊に訓示「国際平和協力の新たな一歩」
(19日付け)⇒ https://news.nifty.com/article/domestic/government/12198-74721/
・ 稲田防衛大臣は、青森駐屯地で開かれた派遣部隊の壮行会でこのように述べた上で、「新たな任務は現地や部隊にとってもリスクの軽減につながる」との考えを述べました。
新しい任務は20日から順次出発する青森県の第5普通科連隊が中心となる部隊が担い、現地で準備が整う来月12日から適用されます。
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◎ AP通信 : Wave of ethnic killings engulfs town in South Sudan(民族対立の殺戮、南スーダンの町を包み込む)
(17日付け)⇒ http://bigstory.ap.org/article/ef9991657b82470c848b3aaae56474ee/wave-ethnic-killings-engulfs-town-south-sudan
◎ AP通信 南スーダン特集面
⇒ http://bigstory.ap.org/tags/south-sudan
Posted by 大沼安史 at 03:13 午後 | Permalink