〔フクイチ・スーパー核惨事 6年目の秋〕◎ 毎日新聞が「高濃度セシウム 福島第1周辺のダム底に堆積」報道の記事の一部誤りを訂正・削除 ―― 「(フクイチ)周辺の飲料用や農業用の大規模ダムの底に、森林から川を伝って流入した放射性セシウムが蓄積され、高濃度でたまり続けていることが環境省の調査で分かった。50キロ圏内の10カ所のダムで指定廃棄物となる基準(1キロ当たり8000ベクレル超)を超えている」記事キモ部分は基本、変わりなし!
★ 「フクイチ」周辺のダム水(飲料・農業用水)はもちろんのこと、東京水道水など、フクイチ被曝地全域での 「ゼオライト通水・セシウム検査」 が必要だ!
毎日新聞は調査報道で読者の期待に応えよ!
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★ 東京水道水の人工ゼオライト通水検査では、たった10日間のフィルター通水で、「Cs-All 81.28Bq/kg」ものセシウムが検出されている。
⇒ http://cdcreation.grupo.jp/blog/1521016
東京水道水でも、このありさま!
「フクイチ」ダム水は、なおさら、だろう!
毎日新聞はせっかくスクープ報道をさらに一歩進めて、「フクイチ」周辺ダム貯水の飲料水などをゼオライト通水検査する「調査報道」に取り組むべきだ!
東京水道水のゼオライト通水検査も併せて実施し、民間機関のデータとつき合わせてみるべきだ!
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〔★は大沼〕 ◎ 毎日新聞 (9月25日付け)訂正反映済み ⇒ http://mainichi.jp/articles/20160925/k00/00m/040/101000c
<訂正しました> この記事では当初、表層水の濃度を「1リットル当たり1〜2ベクレル」、図で2015年11月16日採取の大柿ダムの表層水を「1リットル当たり1.63ベクレル」としていましたが、誤りだったため訂正し、図は削除しました。これらの数値は、環境省の調査の放射性セシウム134と137の濃度の検出下限値(測定器で検出できる下限の値)を誤って足したものでした。実際の調査結果は不検出(検出下限値未満)でした。
◎ 同 関連 : 開かれた新聞委員会から (17日付け)⇒ http://mainichi.jp/articles/20161117/ddm/012/070/134000c
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◎ 本ブログ既報 : 2016-09-25 ◆ (毎日新聞 訂正削除すみ) 「ダム底、高濃度セシウム 原発周辺、10カ所8000ベクレル超」「たまる汚染、募る不安」 / 50キロ圏内の10カ所のダムで指定廃棄物となる基準(1キロ当たり8000ベクレル超)超え ★ 「死の灰沈澱ダム」の水を水道で飲まされ、農業に使い続ける人たちのことを、安倍政権はどう考えているのだろう?
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/09/post-4def.html
Posted by 大沼安史 at 05:55 午後 | Permalink