〔フクイチ・スーパー核惨事 6年目の秋に〕◎ 「福島で目にしたのは、日本社会に人々が団結する形での『抵抗』という文化がないことです」/「いちばん大きく感じたことは、福島の原発事故はチェルノブイリで見聞きしたことと全く同じで、国というものは人の命に全責任を負わないということだ」 ―― ◎ スベトラーナ・アレクシェービッチさん(ノーベル文学賞受賞、ベラルーシの作家)が来日 28日、東京外語大で講演
★ わたしたちにも「抵抗の文化」はあったはずだし、いまなお生きているはずだ!
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〔★は大沼〕 ◎ NHK : ノーベル文学賞受賞 アレクシェービッチさんが大学生と交流
(28日付け)⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161128/k10010787111000.html
◎ ハプホ : 日本には抵抗の文化がない」 福島訪問したノーベル賞作家が指摘
(29日)⇒ http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/29/svetlana-alexievich-_n_13295940.html
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★ ジャパン・タイムズによると、アレクシェービッチさんは、こうも語った。
「あのドイツのファシズムもソ連の共産主義も消えてなくなった。このことを思い出し、知識人は民衆を絶望してはなたないと励ますべきです」
“Remembering that even German fascism and Soviet communism are gone, intellectuals need to encourage people so that they will not despair.”
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★ 「アベの原子力ファシズム」を打ち破るのは、わたしたちの歴史的な努めだ。
わたしたちにもまた「一揆」という民衆抵抗の歴史があるではないか!
Posted by 大沼安史 at 06:59 午後 | Permalink