〔フクイチ・スーパー核惨事 6年目の秋に〕 ☆ 「原子力発電との決別の決意を打ち砕こうとしている」のは……「経済的発展こそが人間を幸福にするのだと声高に繰り返し、世界をそうした偏重した方向へと押しやろうとする、魔力のような見えないこの力」/「人類が核エネルギーを手にした結果もたらされた害悪を認め」よ! ◎ 日本カトリック司教団メッセージ 5年半後の「11・11」に国内外に発出 / 韓国語版も / 各国語に訳出中
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◇ 一国の司教団が、世界に向けてメッセージを発するのはきわめて異例のことかもしれません。しかし、福島原発事故から5年半が経過し、日本がこのような事態に陥ってしまった中で日本司教団は、原子力発電の危険を世界のすべての人に知らせ、その撤廃を呼びかけるほかはないと考えるに至ったのです。
◇ ……人類が核エネルギーを手にした結果もたらされた害悪を認め、原子力発電の是非を将来世代をも含めたすべての人間の尊厳を守るという一点から判断しなければならないと、わたしたちは考えます。
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〔☆は大沼〕 ◎ カトリック中央協議会 : 日本カトリック司教団メッセージ 原子力発電の撤廃を / -福島原子力発電所事故から5年半後の日本カトリック教会からの提言-
(11日付け)⇒ http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/doc/cbcj/161111.htm
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◎ クリスチャントゥデイ : 日本カトリック司教団、世界に向けてメッセージ「原子力発電の撤廃を」発表 福島原発事故から5年半
(15日付け)⇒ http://www.christiantoday.co.jp/articles/22561/20161115/japan-catholic-bishops-message-abolish-nuclear-power-plants.htm
Posted by 大沼安史 at 10:02 午前 | Permalink