« 〔フクイチ・スーパー核惨事〕 ★ 2011年3月15日、東京に降り注いたフクイチ・死の灰の大半が、微粒な「ガラス状の煤(すす 'glassy soot')」――で降下! 水溶性と言われたセシウムも、水(雨、流水)に溶けた姿ではなく、「不溶性ガラスの微粒子(non-soluble glass microparticles)」に取り込まれるカタチで! ★ 「溶けて流れて消えてくれず」 東京でも表土剥ぎなど「物理除染」が必要? 呼吸摂取の不溶性セシウムで生物半減期、(内部被曝)長期化の恐れも。 | トップページ | 〔フクイチ・スーパー核惨事 6年目〕◇ 停電発生、高圧電源盤の異常を告げる警報で、電源盤が機能停止 停電 凍土遮水壁の一部、セシウム除去装置(全部)などがストップ 「原因調査難航」 ★ NRC(米原子力規制委員会)の7人の電気エンジニアが連名で、米国のほぼ全ての原発に電気・変圧系統に「設計上の欠陥」があるとして、組織内部での意見具申ではどうにもならないとして、米国市民としてNRCに改善求める請願書を出している! 高浜4号機でも同じようなことがあった! 日本でも原発の電気系統の総点検が必要では! »

2016-06-29

〔フクイチ・スーパー核惨事 6年目〕 【めげ猫「タマ」の日記】 ◇ トラブルいっぱい福島原発(6月3週) ― 4日連続で、排水路から法令限度を超えて汚染されている排水が、海へ  ― ★ 「サブドレン・トリチウムの累積排出量(昨年9月運用開始以降)は、674億ベクレル超」に! ★ フクイチは「隠ぺい」しない、「嘘をつかない」、独立性のある公的機関によって、管理されなければならない!

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 ◇ 4日連続で排水路から法令限度を超えて汚染されている排水が海へ
 福島第一原発構内には幾つもの排水路が走っています。以下(★ 写真上)に今週観測された各排水路の放射性物質濃度を示します。

 放射性物質の法令限度は1リットル当たりで、セシウム137が90ベクレル、ストロンチウム90が30ベクレルです(2)。全ベータのおよそ半分がストロンチウム90なので(7)、全ベータでは60ベクレルになります。図に示す通り全ての排水路から放射性物質が見つかり、K排水路からは法令限度を超える1リットル当たり250ベクレルの全ベータが見つかっています。

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 ★ サブドレン・トリチウムの累積排出量はの674億ベクレル超
 サブドレンは、原子炉やタービン建屋の直ぐ傍の井戸から汚染地下水を汲み上げ、直接にタービン建屋周囲の水位を下げ汚染水の増加量を抑えるものです。サブドレンの運用は2015年9月3日から始まったので半年以上が経過しました。東京電力はサブドレン廃水の放射性物質濃度も排出量も公表しているので、濃度×排出量で累積にのトリチウムの排出量を求めてみました。

 図(★写真下)に示す通り運用開始後からトリチウムの排出量が増え続け、累積排出量はで674億ベクレル超なりました。

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 〔★は大沼〕 ◎ トラブルいっぱい福島原発(6月3週)― 4日連続で排水路から法令限度を超えて汚染されている排水が海へ ― 
 (26日付け)⇒ http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-1843.html

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 ★ めげ「猫」さん、いつも、ありがとうございます!

Posted by 大沼安史 at 02:12 午後 |