〔フクイチ核惨事 6年目の夏〕◇ 【現代ビジネス】◆「今回の訪日で福島の再調査を行いましたが、驚いたことは、すでに除染された地域が再汚染されているという現状です。これは予測していないことでした。除染された地域では、あまり高い放射線数値は出ないだろうと思っていたからです。しかし、結果はその反対だったのです」 ―― アーニー・グンダーセンさんが南相馬のコンビニのフロアマットなどのダストを採取し計測。近く論文で発表! 「人肺が重大な内部被曝を受けていることを証明」
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〔★は大沼〕 ◎ 現代ビジネス 「フクシマではいま、再汚染が起きている可能性がある」米国原子力研究家の警告
(3日付け)⇒ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48323
★ グンダーセンさんは福島訪問で、6時間にわたり、本格的な放射線防護マスクを着用。そのフィルターを帰国後、検査したところ「年換算すると大変な数値となるようなセシウムが検出」されたそうだ。
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★ グンダーセンさんは「ずさんな除染状況を目の当たりにした」そうだ。
「訪ねたある人家は、庭の半分だけが除染対象地域だったため、半分しか除染されていませんでした。あり得ないことです。残りの半分も汚染されているはずです。
また、ある人は、除染されたはずの自宅の車道から、高汚染されている土壌が再び見つかったため、役人に報告したところ、『一度除染したところなので再除染する必要はない』という回答が来たと話していました。信じられないことです」
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★ 「ずさんな除染で進む再汚染。実際、福島県川内村では、住民が『森林の除染が不十分だ』と訴えている。それにもかかわらず、政府は、避難を解除し、再汚染地域に人々を戻そうとしている」
グンダーセンさんは、こう言っている。
「私に小さな子供がいるとしたら、このような場所には絶対住まわせません」
Posted by 大沼安史 at 10:09 午前 | Permalink