〔フクイチ核惨事 6年目の夏へ〕◆ 熊本地震で、原子力規制委へ緊急申し入れ ◇ 日本国内、どこで起きても不思議ない「M6.5地震」で「1000ガル超」の大きな地震動が起きた可能性が、4月14日、益城(ましき)観測点での観測記録で判明! 川内原発の基準地震動を超えた可能性 ―― 川内原発の即時運転中止と再稼働認可取り消しを求め、基準地震動の抜本的見直しを求める。
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〔★は大沼〕 ◎ 若狭ネット 緊急申し入れ
(5月31日付け)⇒ http://wakasa-net.sakura.ne.jp/www/?news=5%e6%9c%8823%e6%97%a5%e3%81%ae%e5%8e%9f%e5%ad%90%e5%8a%9b%e8%a6%8f%e5%88%b6%e5%a7%94%e5%93%a1%e4%bc%9a%e3%81%a8%e3%81%ae%e4%ba%a4%e6%b8%89%e3%82%92%e8%b8%8f%e3%81%be%e3%81%88%e3%80%81%e7%b7%8a
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★ 熊本地震は「原発はM6.5の直下地震に耐えられない」ことを事実で示してる――「若狭ネット」(若狭連帯行動ネットワーク)が5月23日の対・原子力規制委員会交渉の結果を踏まえ、同委に緊急申し入れを行った。
申し入れのポイントは以下の4点。
1.4月14日のM6.5の地震では震源断層近くで1,000ガル超の地震動(はぎとり波〔★表層地盤がなかったとした地震動〕換算)が発生した可能性が高く、至急、再現モデルを構築して地震動解析を行ってください。また、得られた知見を基準地震動に反映させて下さい。
2.4月14日のM6.5の地震に関する益城観測点での地震観測記録を詳細にはぎとり解析し、これを「震源を特定せず策定する地震動」に位置づけ、基準地震動に反映させて下さい。
3.2の詳細解析によるはぎとり波を川内原発の市来断層帯市来区間M7.2の耐専スペクトルと比較し、耐専スペクトルが大幅な過小評価になっていることを確認し、耐専〔★原子力発電耐震設計専門部の略〕スペクトルを抜本的に改定してください。
4.上記解析を行う間、川内原発の運転を停止させ、再稼働のための適合性審査をすべて凍結して下さい。
Posted by 大沼安史 at 11:01 午前 | Permalink