〔フクイチ核惨事 6年目〕 ◇ 【毎日新聞】 ◇ 茨城・千葉のお母さん9人の母乳のうち4人から放射性ヨウ素を検出 (2011年の3・11後) / 最高は千葉県柏市のお母さんの母乳で、リットル36.3ベクレル ―― 東京の小児科医、黒部信一さんが呼びか人のひとりとなって設立された「母乳調査・母子支援ネットワーク」が検査 ★ 6年目にして初めて知る人も多いことだろう!恐ろしいことだ。
「内部被ばく量の4分の1が母乳に出ると推定されています。実際に母体が内部被ばくしているとわかり衝撃でした」
黒部さんは両手を組んで言った。
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◇ 同ネットワーク、「(20)11年9月までに福島、千葉、栃木、東京、神奈川などから357人の母乳の提供を受けた。26人の母乳から放射性セシウム、3人から放射性ヨウ素が検出された」
◇ この後、厚生労働省も調査に乗り出したが、「乳児への健康影響リスクはないと考えられる」と評価……。
黒部さんの怒りは今もおさまらない。「必要な継続調査も、広範囲の調査もせずに、幕引きをしてしまいました。内部被ばくの証拠が消えるのを待っているようでなりません」
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〔★は大沼〕 ◎ 毎日新聞 : 核の傷痕 続・医師の診た記録/20 母乳に内部被ばくの証拠=広岩近広
(5月31日 大阪朝刊)⇒ http://mainichi.jp/articles/20160531/ddn/012/040/050000c
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◎ 参考 2016-06-03 ◆ 2011~13年時点で行われたウクライナ産の「セシウム汚染(49.8ベクレル/㎏)燕麦(オート)」によるハムスター給食実験の結果、子世代に先天異常、中枢神経系、顔面・頭蓋異常が多発(全妊娠の41.2%)! ◇ 世界規模の市民団体「チェルノブイリとの国際連帯」が、ユーリ・バンダジェフスキー博士の実験結果をネットを通じ、全世界に警告・拡散! ★ キロ49.8ベクレル……といえば、日本の「食べて応援」安全食品基準の半分以下の数値ではないか!
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/06/post-ad44.html
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◎ 関連 ユーチューブ 「母乳調査・母子支援ネットワーク」2回目の検査結果発表(2011年5月18日)/ 福島県3名、茨城県1名、東京都1名の合計5名から放射性ヨウ素やセシウム134、セシウム137を検出
Posted by 大沼安史 at 09:19 午前 | Permalink