〔フクイチ・スーパー核惨事 6年目〕◇ 南相馬市、相馬市の住民が糖尿病を発症するリスク、事故前よる最大6割も増える ―― 英インペリアル・カレッジ・ロンドン公衆衛生大学院や東京大などのチームが英医学誌に発表 / 「被災住民の生活習慣病の長期リスクが確認されたのは初めて」
〔★は大沼〕◎ 毎日新聞 「福島第1原発事故 被災者糖尿病リスク 事故後、6割増 南相馬・相馬」
{2016年2月7日付)⇒ http://mainichi.jp/articles/20160207/ddm/003/040/068000c
* 東京電力福島第1原発の事故後、福島県南相馬市と相馬市の住民が糖尿病を発症するリスクは、事故前より最大6割も増えたとする研究結果を、英インペリアル・カレッジ・ロンドン公衆衛生大学院や東京大などのチームが英医学誌に発表した。原発事故に伴う生活習慣や職場など生活環境の変化が影響したとみられる。被災住民の生活習慣病の長期リスクが確認されたのは初めて。
* その結果、原発事故に伴い仮設住宅などに避難した住民が糖尿病を発症する割合は、事故前より13年は55%、14年は60%それぞれ増加。避難していない住民でも13年は33%、14年は27%増えていた。
Posted by 大沼安史 at 11:32 午前 | Permalink