〔フクイチ・スーパー核惨事 死の灰亡国を絶対に許さない!〕◇ 六ヶ所村の村長(1969~73年)として、「核燃料サイクル」を「虚大怪発」と呼び、終生、反丹活動を続けた寺下力三郎さん(1912~99年)は、「戦前、朝鮮窒素肥料株式会社(水俣病で悪名高いチッソ)で働いた経験から、開発が住民を差別し難民とした実態を知り、嫌気がさして群馬で養蚕技師とな」った人だった。
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★ 寺下さんはしかし、その群馬で「足尾銅山鉱毒事件の悲惨さと田中正造翁の闘いを足跡を知」り、その後、(六ヶ所に)帰村した。
村役場の職員を経て、1969年に村長になり、「国家の巨大開発に直面する」。
寺下さんはそのとき「直観的に『開発難民にされる』と感じ」たそうだ。
(以上、 「原子力行政を問い直す宗教者の会」編、『原発総被曝の危機』(游学社) より。123ページ。日本キリスト教団・八戸北伝道所の岩田雅一牧師のルポ記事より))
◎ honto ⇒
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水俣・足尾・六ヶ所。
原子力は国家悪の頂点にあるもの、ということか?
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★ 寺下力三郎さんについては、岩田雅一牧師の著書、『寺下力三郎とわれら―六ヶ所村の闘い―』に詳しい。
⇒ http://mukakumuhei.com/books/%E5%AF%BA%E4%B8%8B%E5%8A%9B%E4%B8%89%E9%83%8E%E3%81%A8%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%89%E2%80%95%E5%85%AD%E3%83%B6%E6%89%80%E6%9D%91%E3%81%AE%E9%97%98%E3%81%84%E2%80%95/
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Posted by 大沼安史 at 08:34 午前 | Permalink