〔フクイチ核惨事 6年目〕【毎日新聞】 ◇ 「母乳調査・母子支援ネットワーク」が、101人の乳幼児の尿を紙おむつから採取 ⇒ 「37人(36・6%)から放射性セシウムが検出された」! ―― 黒部信一医師 「時間の経過で、内部被ばくが進んでいるとしか解釈できません」 ★ ……そして、「基準内」の「安全な」給食、水、空気、環境で育つ、被曝地のこどもたち。ああ、なんてことをしてくれたんだ!
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★ 約37%――「4割近く」 もの赤ちゃんたちが、放射性セシウムに内部被曝していることが、「おむつ尿検」で確認された。
たいへんなことではないか?
★ しかし、「内部被ばくなどの低線量被ばくによる『晩発性障害』は、放射線の影響だと認められないケースが多い。喫煙やウイルスによるがんと、放射線に起因するがんとの区別がつきかねるからだ」そうだ。
そうなると、死の灰を環境にばらまいた者は責任をとらなくても済むこともあり得る。
黒部医師は「放射能の完全犯罪を許してはいけません」と話している。
定期的な尿検で記録を採り続けるなどして、証拠を積み上げ、追及をし続けることが重要になるのではないか。
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〔★は大沼〕 ◎ 毎日新聞 核の傷痕 続・医師の診た記録/21 放射能の完全犯罪を許すな=広岩近広
(7日付け) ⇒ http://mainichi.jp/articles/20160607/ddn/012/040/042000c
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◎ 関連 2016-06-07 ◇ 【毎日新聞】 ◇ 茨城・千葉のお母さん9人の母乳のうち4人から放射性ヨウ素を検出 (2011年の3・11後) / 最高は千葉県柏市のお母さんの母乳で、リットル36.3ベクレル ―― 東京の小児科医、黒部信一さんが呼びか人のひとりとなって設立された「母乳調査・母子支援ネットワーク」が検査 ★ 6年目にして初めて知る人も多いことだろう!恐ろしいことだ。
⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/06/post-9ac8.html
Posted by 大沼安史 at 03:33 午後 | Permalink