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2016-06-02

〔フクイチ核惨事 6年目の夏〕◆ 5月はじめ、ノルウェーの2地点で、フクイチ由来とみられる「コバルト60」を検出! 「セシウム137」の上昇と同時に! ◎ ベルギー出身、米国在住のリサーチャー、マイケル・ヴァン・ブレークホーベンさんがブログで国際社会に警告! ◆ フクイチは「チャイナ・シンドローム全開(in full-on ‘China Syndrome’)」 ―― 数百~数キロの深さに達し帯水層と接触、「深部水蒸気爆発」を続けている疑い! 

 ★ ブレークホーベンさんは、(「行方不明」と東電が言っている)フクイチの溶融核燃が「マグマ状態になって数百メートルから、数キロ(数マイル)の深さ」に達し、そこで帯水層と接触して「深部水蒸気爆発(hydro-volcanic explosions )」を続け、コバルト60を含む放射能の「爆発放出(burst of releases)」を引き起こしているのではないか、と見ている。

 In a nutshell:  This is what I think is going on:  One or more of the molten coriums at the Fukushima-Daiichi Nuclear Catastrophe site are in full-on ‘China Syndrome’, and it is STILL ACTIVE.  This molten fissioning lava-like blob could be anywhere from a few hundred meters deep to several miles.  Deep underground hydro-volcanic explosions (when the lava-like corium meets a water layer) are leading to burst of releases.

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 ★ 昨年(2015年)5~6月には、(ノルウェーではなく)フィンランドでも、フクイチ発をみられるコバルト60が検出されている。

 
 ★ ブレークホーベンさんによれば、「セシウム137」と同時に、そのおよそ半分の量のコバルト60が検出されるパターン(radioCesium ratio)は、フクイチ特有のもので、フィンランドでも観測されたことだという。

 ★ コバルト60(半減期5年)、原子炉内で中性子線によってアクティベートされる核種。

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 〔★は大沼〕 ◎ Cobalt-60 Detected in Southern Norway (2 Locations, May 2016!)
 (5月23日付け)⇒ https://allegedlyapparent.wordpress.com/2016/05/23/cobalt-60-detected-in-southern-norway-2-locations-may-2016/

Posted by 大沼安史 at 09:52 午前 |