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2016-06-28

〔フクイチ・スーパー核惨事〕 ★ 2011年3月15日、東京に降り注いたフクイチ・死の灰の大半が、微粒な「ガラス状の煤(すす 'glassy soot')」――で降下! 水溶性と言われたセシウムも、水(雨、流水)に溶けた姿ではなく、「不溶性ガラスの微粒子(non-soluble glass microparticles)」に取り込まれるカタチで! ★ 「溶けて流れて消えてくれず」 東京でも表土剥ぎなど「物理除染」が必要? 呼吸摂取の不溶性セシウムで生物半減期、(内部被曝)長期化の恐れも。

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 ★ フクイチから放出された放射性セシウムの降下物は、水に溶けるので、雨水や流水によって、環境から流れ出す――という「水溶性セシウム 溶けて流れて消えてくれる」神話が、宇都宮聡さんら九州大など日米仏の国際チームの研究で崩れ去った。

 東京で「3・15」に採集した降下物の分析でわかった。

 東京を汚染したセシウムもまた、「溶けて流れて、元通り」にはならず、直接洗浄など物理的な除去が行われるまで環境にとどまり続ける恐れがあることが確認された。
 This meant that most of the radioactive material was not dissolved in rain and running water, and probably stayed in the environment until removed by direct washing or physical removal.

 こうなると、東京でも、表面土壌の剥ぎ取り・撤去など、「物理除染」が行わないと、放射能汚染が、東京オリンピックを超えて続いていくことなる!

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 もう一点、見逃せないのは、「ガラス状スス微粒子」の形で、人体に呼吸でもって取り込まれた「放射性セシウム」が、「不溶性」であることから、その「生物的半減期」が、可溶性セシウムに比べ、長期にわたるかも知れない。内部被曝評価法も見直すべきだ――との指摘が、フランスの「サバテク研究所」の所長、ベルナール・グランボウ教授から出されていることだ。

 Commenting, Prof. Bernd Grambow, Director of SUBATECH laboratory, Nantes, France and leader of the research group on interfacial reaction field chemistry of the ASRC/JAEA, Tokai, Japan, said:
 "The leading edge observations by nano-science facilities presented here are extremely important. They may change our understanding of the mechanism of long range atmospheric mass transfer of radioactive caesium from the reactor accident at Fukushima to Tokyo, but they may also change the way we assess inhalation doses from the caesium microparticles inhaled by humans. Indeed, biological half- lives of insoluble caesium particles might be much larger than that of soluble caesium".
 

 これは非常に重大な問題提起ではないか?

 わたしたちの体が、フクイチ発の「溶けて流れて排泄されにくい」ガラスでコーティングされた放射性セシウムによって、より長い間、内部被曝し続ける恐れがある、わけだから。

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 宇都宮准教授らの研究は、「ガラス状の煤」化のメカニズムも突き止めている。

 メルトダウンした核燃料からセシウムのナノ粒子が放出され、それが鉄・亜鉛ナノ粒子と溶融コンクリートからのガスと反応して濃縮され、2酸化ケイ素ガラスナノ粒子を生成、環境に放出された――。

 Closer microparticle structural and geochemical analysis also revealed what happened during the accident at FDNPP. Radioactive Cs was released and formed airborne Cs nanoparticles. Nuclear fuel, at temperatures of above 2200 K (about as hot as a blowtorch), melted the reactor pressure vessel resulting in failure of the vessel. The airborne Cs nanoparticles were condensed along with the Fe-Zn nanoparticles and the gas from the molten concrete, to form the SiO2 glass nanoparticles, which were then dispersed.

 ★ 宇都宮聡さんら九州大など日米仏の国際チームが27日、横浜での地球科学国際会議で発表した。! 

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 〔★は大沼〕 ◎ ユーレカ・アラート Radioactive cesium fallout on Tokyo from Fukushima concentrated in glass microparticles
 (26日付け)⇒ 
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-06/gc-rcf062316.php

 ◎ フィズ・オルグ Radioactive cesium fallout on Tokyo from Fukushima concentrated in glass microparticles
 (27日付け)⇒ 
http://phys.org/news/2016-06-radioactive-cesium-fallout-tokyo-fukushima.html

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 ◎ 九州大・宇都宮聡さんの研究室HP ⇒ http://www.scc.kyushu-u.ac.jp/ircl/utu-j/index-j.html

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 ◎ 関連報道

  ◇ 東京新聞 セシウム89%はガラス粒子 原発事故で東京への降下物分析 ★ 2011年3月15日、都内で採取 / ≪ セシウムは雨などで洗い流されると考えられていたが、直接的に除去する方法でなければ環境に存在し続ける可能性があるという。チームは「健康への影響について考え直す必要がある」としている ≫
 (27日付け)⇒ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016062701001576.html

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  ◇ 朝日新聞 福島第一のセシウム、コンクリと反応か 九大など研究  ≪ 溶け落ちた核燃料が高温で格納容器の底のコンクリートと反応してできたとみられる。≫ ≪ セシウムの80~89%はガラス状微粒子に取り込まれ、微粒子に含まれないものはほとんどなかった。大きさは1マイクロメートル未満で、放射性物質の濃度は1グラムあたり4400億ベクレルだった。≫
 (27日付け)⇒ http://www.asahi.com/articles/ASJ6V35H4J6VULBJ001.html

Posted by 大沼安史 at 04:58 午後 |