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2016-06-25

〔フクイチ・スーパー核惨事 6年目〕◇ 米国で1987年に、8つの原発が閉鎖されたあと、地元の牛乳のストロンチウム90の濃度、急減! 40マイル圏内の出産異常・乳幼児死亡率も急減! ◎ 米エール大学のチャールズ・ペロー(Charles Perrow )名誉教授が指摘するように、日本のわたしたちは――  Fukushima Forever(フクシマ核惨事の永続化)に立ち向かい、克服していかねばならない。だからこそ、アベノ再稼働を許してはならない。(だからこそ、わたしは保江邦夫さんを支持!)

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 〔★は大沼〕 ◎ ワールドポスト Fukushima Forever
 (2013年9月20日初出、同10月20日更新)

 ⇒ http://www.huffingtonpost.com/charles-perrow/fukushima-forever_b_3941589.html?utm_hp_ref=science&ir=Science

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 ★ ペロー氏の、3年近く前、2013年9月の警告を読んで、あらためて、「スーパー核惨事」の様相をますます深めてしている「フクイチ」のことを考えさせられた。

 この Fukushima Forever という「見出し」をみて、またも考えさせられた。

 ふつうなら――「3・11」前なら、あるいはフクイチが建設・稼働される前なら、「フクシマよ、福の島よ、永遠に」という胸を張って言うことができた。

 息をいっぱい吸って、言うことができた!

 それが、いまや逆の意味に。

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 汚染水の垂れ流しはやめる。

 現場からの追加プルームの大気放出は止める。

 それができないなら、そして原発再稼働をさらに続けてゆくなら、

 下手したら東京オリンピック前にも、JAPAN SAYONARA Forever になってしまう。 

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 ところで話は変わるが、今朝の毎日新聞・立候補者アンケートで、保江邦夫さん(物理学者、武道家)が、日本に原発は「不必要」と答えていた。

 一緒に立候補を決めた、元東大教授の矢作直樹さん(救急医療)も「不必要」だった。

 保江さんの他項目の「回答」には賛成できないものもあるが、「脱原発」の一点で、わたしはこの人に期待している!

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 保江さんは「政党」の枠に収まるひとではない。

 所属政党の集まりでのあいさつで保江さんは、持参した、岡潔さん(数学者・故人)の著書、『日本のこころ』を取り出し、紹介していた。

 わたしも偶然ながら、その本を(数十年ぶりに)読み返しているところなので、ちょっと驚いた。

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 国会はおそろしいところだ。魔物が棲んでいる。

 でも、保江さんが国会議事堂に入れば、議場は、あのピラミッドの「王の間」と直結し、浄化されることもありうるな、などと、わたしはマジに思っている。

 いまの政治のレベルでは解決できない問題を、保江さんは岡潔さん式の「上空移行」――、すなわち次元を変えることで、思いがけないかたちで解いてくれるかもしれないと期待している。
 

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 Even when nuclear power plants are running normally they are expected to release some radiation, but so little as to be harmless.

 Numerous studies have now challenged that. When eight U.S. nuclear plants in the U.S. were closed in 1987 they provided the opportunity for a field test.

  Two years later strontium-90 levels in local milk declined sharply, as did birth defects and death rates of infants within 40 miles of the plants.

 A 2007 study of all German nuclear power plants saw childhood leukemia for children living less than 3 miles from the plants more than double, but the researchers held that the plants could not cause it because their radiation levels were so low.

 Similar results were found for a French study, with a similar conclusion; it could not be low-level radiation, though they had no other explanation.

  A meta-study published in 2007 of 136 reactor sites in seven countries, extended to include children up to age 9, found childhood leukemia increases of 14 percent to 21 percent.

Posted by 大沼安史 at 05:01 午後 |