〔フクイチ核惨事 6年目の岐路〕★ 600トンの溶融核燃が行方委不明になり、核燃プールには「悪魔のシナリオ核爆弾」が眠っているのに…… 「3・11」後のフクイチ防潮堤(防波堤)は、「14.2メートル」の津波を想定して設置! ところが、新規制基準に準じて策定された「検討用の津波高は26.3メートル」 ―― 田中・原子力規制委員長、「防潮堤の強化策がないことを認め」る! ★ 大津波には、ほぼノーガード状態! いますぐ、26m級の防潮堤を建設せよ!
★ 次の大津波に備え、防潮堤をかさ上げするのが、第2次フクイチ核惨事を防ぐ、イロハのイではないか!
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★ 「共産党の塩川鉄也議員」が「24日の衆院環境委員会で、東京電力福島第1原発の津波対策の問題点を指摘し、政府の対応を追及」した。
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★ 塩川氏の追及に、規制委の田中委員長は、こう「答弁」したそうだ。
「(26メートルの津波に対する)防潮堤を造ることは現実的にあそこの場所では極めて困難。浸水防止というより汚染水の大量漏えいを防止する対策を求めている」
大津波が押し寄せたら、汚染水が大量に海洋に流れ出すのに!
田中委員長を更迭し、小出裕章さんのような人物に新委員長になってもらい、フクイチの廃炉&防護対策をイチから徹底して建て直し、真正面から取り組んでいかないと、この国は終わってしまう。
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★ 塩川氏はさらに、政府の対応を「老朽化、地震、津波、爆発事故による建物の劣化を想定していない」と「告発」、したそうだが、これはもう告訴・告発ものの「不作為」行為である。
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〔★は大沼〕 ◎ しんぶん赤旗 福島第1 防潮堤強化策なし
(27日付け) ⇒ http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-05-27/2016052714_02_1.html?_tptb=032
Posted by 大沼安史 at 09:40 午前 | Permalink