〔オバマ・ヒロシマ〕◆ 作家の大江健三郎さんはニューヨーク・タイムズで語った。「日本国憲法は、東京の憲法というより、ヒロシマの憲法である」―― ★ けだし名言である。たしかに「9条」を軸とする日本国憲法は、「東京」が続けた「30年戦争」の極点、ヒロシマという、戦争の惨禍の爆心から生まれた!

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★ タイムズの東京特派員、ジョナサン・ソベルさんは、東京は日本の政治・経済の首都、寺町の京都は伝統文化の宝庫だが、ヒロシマはいろんな意味で、「日本の現代国家アイデンティティーの中心」としてある、と指摘している。
そして、上記の大江健三郎さんのコメントを引き、オバマが訪問するヒロシマの歴史的意味を解説している。
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★ このヒロシマで、安倍首相は昨年の8月6日、ヒバクシャから「帰れコール」を浴びた。
安倍晋三という政治家が、この国の「平和憲法の首都」、ヒロシマとは相いれないものであることを、ヒバクシャ自身が明示してみせた。
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★ わたしは3・11でフクシマもまた、この国の平和憲法、非核主義のもうひとつの首都と(なるべき地と)なったと考える。
フクシマはヒロシマ同様、悲劇の爆心となったが、日本が非核主義を貫いていく、新たな時代の出発点になるべき場所である。
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★ 日本の首相がいずれの日か、「脱原発」の聖地と変わったフクイチ爆心を訪れ、その時の米大統領ら世界各国の代表らとともに、「フクシマ・サミット」を開き、非核・非戦、自然エネルギーの誓いをともにするときが来ることを祈る。
そういうあらたな時代精神のなかで、「フクシマ」は国際社会における名誉ある地位を占めることになろう。
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〔★は大沼〕 ◎ NYT Japan’s Leader Has Little Use for Hiroshima’s Lessons of Pacifism(日本の指導者には、ヒロシマの平和主義の教訓も、何の役にも立っていない)
(26日付け)⇒ http://www.nytimes.com/2016/05/27/world/asia/japan-obama-abe-constitution.html?_r=0
・ Mr. Oe added, “The Japanese Constitution is a Hiroshima Constitution, more than a Tokyo Constitution,” referring to the transformative basic law handed down by the United States after Japan’s defeat.
Posted by 大沼安史 at 01:52 午後 | Permalink

















