« 〔フクイチ核惨事 6年目〕★ フクイチ海洋プルームの一部が北太平洋の西部を循環、日本に還流 / 鹿児島沖、富山沖、秋田沖など日本海側を含む日本列島周辺海域の海水から、最高1立方メートルあたり2ベクレルのフクシチ・放射性セシウムを検出 / 昨年11月~今年2月にかけて採水 5年近くで、日本の海をブーメラン汚染―― ◎ 福島大環境放射能研究所の青山道夫教授がウィーンの国際学会で発表 ★ フクイチ・トリチウムを放出すれば、ブーメラン汚染はさらに拡大・増幅する! | トップページ | 〔米大統領選〕◇ サンダースさんのインディアナ州予備選での勝利は――「ヒラリー勝利」を予告した、7つの事前調査のすべてを覆す、逆転勝利だった! ★ カリフォルニアでの最終予備選まで、サンダースさんが7連勝して、民主党全国大会の指名選びに臨む――との見方も! »

2016-05-05

〔フクイチ核惨事 6年目〕◇ 日本の当局者・当事者は、どうしたら「フクシマの罪」を償えるか? 「彼らに放射能を食べさせたらいい」(How Japanese Officials Can Atone for Fukushima Let them eat isotopes.)―― ★ 米国の有力外交誌、「フォリン・ポリシー(Foreign Policy)」が、日本政府・東電の責任者らに「食べて償え」と迫る! 安倍政権は、安全な「基準内高レベル食材」を率先して常食すべきである。

Screenshot1152

………………………………………………………………………………………………………………………………………………

 ★ 「フォリン・ポリシー(FP)」は、「フォリン・アフェアズ」に並ぶ、有力外交誌。大きな国際的影響力を持つ。

 その「イン・フォーカス」ブログに、これほど厳しい――いや、当然すぎる(?)――批判記事が登場した。

          *

 ★ 辛口ブログを書いたラス・ウェレン(Russ Wellen)さんは、米「カウンターパンチ」誌に掲載された、小出裕章さんに対する、長文のインタビュー記事 のなかから、「食べる償い」の部分を取り上げ、たとえばこう紹介している。(非公式訳=拙訳です)

 「われわれは最も深刻に汚染されたフードを、たとえば東電の食堂や、国会の食堂で提供しなければならない。しかし、それだけでは不十分だ。周囲深く食品の放射能を測定し、汚染の程度を測り、分類したうえで、(フクイチ核惨事に対する)責任の度合に応じて、食べてもらわなければならない」
 We should serve all of the most heavily contaminated food at say the employee cafeteria at TEPCO or in the cafeteria for Diet members [Japanese parliament] in the Diet building. But that isn’t nearly enough. We must carefully inspect the food, and once we’ve determined what foods have what levels of contamination, once that is fully measured and delineated, then those who have the corresponding levels of responsibility should eat it, should be given it.

          *

 「わたしはこの提案が議論を呼ぶものであることは分かっています。しかし、わたしたちの誰もが、とりわけ戦後日本を築いていたきた者には、原発事故のリスクや結果を慎重に考えもせず、原子力に大きく依存する社会にしてしまったことへの責任があります。より重要なことでは、わたしたちにはこどもたちを守る責任があります」
 I am aware that this is a controversial proposal, but each one of us, especially those who built post-war Japan, bears responsibility for allowing our society to heavily dependent on nuclear energy without carefully reflecting on the risks and consequences of it. And more importantly, we have the responsibility for protecting children.

          *

 ★ 自己責任の度合に応じてとなれば、最高レベルの責任、すなわち最高レベルのベクレル数の基準内食品を食べて償うグループには、原発を推進してきた自民党、原発推進官庁である経産省、フクイチを動かしてきた東電などが含まれることなろう。

 小出さんは東電や国会の食堂を例示しているが、自民党党本部や経産省の食堂などは、フクイチ核惨事被曝地から、率先して「基準内高レベル(たとえば99~90ベクレル/キロ)の食材」を購入、主食から副食までフルメニューの「食べて償い食」を食べて応援すべきではないか!

 外食が好きな安倍首相も、寿司屋さんやフレンチレストランに対して、あらかじめ「基準内・最高レベル」の「ベクレル食材」を吟味して調達し、調理の腕をふるうようお願いしてから、夜の食事に出かけるべきではないか!

          *

 ★ 「フォリン・ポリシー」のような主流刊行物に「彼らにアイソトープを食べさせろ」という記事が登場したことは、それだけ、国際社会に、「フクイチ核惨事」を引き起こした日本の関係当局に対する、怒りと批判が強まっていることを示すバロメーターでもある。

 米国の最有力誌のひとつ、「フォーブス」には、フクイチの「トリチウム・ウォーター」を安倍内閣の全閣僚と東電経営陣に飲ませろ、という記事が出たばかり。

 フクイチ核惨事を引き起こしたにもかかわらず、原発再稼働を強行する無責任な姿勢が、国際社会の怒りを増幅させ、いまや「臨界点」を突破したかたちだ。

          *

 〔★は大沼〕 ◎ FP How Japanese Officials Can Atone for Fukushima Let them eat isotopes.
  (4日付け)⇒ http://fpif.org/japanese-officials-can-atone-fukushima/

Posted by 大沼安史 at 10:49 午前 |