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2016-05-17

〔フクイチ核惨事 6年目〕◇ 「凍土遮水壁」について、「世界水・気候財団」が「非常にコストがかかり、問題のある(流入地下水)対策」だと批判、警鐘を鳴らす! ◇ 汚染水に含まれる放射性物質、凍結過程で氷から押し出され、高濃度の「塩水」のなかで高レベルに濃縮され(could become highly concentrated in dense brines)、濃密な流れとなって太平洋に漏出の恐れ / フクイチ構内が「沼沢地( swamp)」化する可能性も!

 ★ 写真は、同財団が提案する「運河」「内堀」併用方式。

 こうすれば、フクイチ放射能の海洋放出、ならびに構内の沼沢地化を回避することができる、そうだ!

 ローテク(金がかからず、しかも長持ち)で!

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★ 国際社会の水問題に関する専門家集団が、北極圏の湖沼や永久凍土での知見をもとに、東電の「凍土遮水壁」に対して警鐘を鳴らしている。

 凍結過程で溶質が氷から外に出され、濃度が高まり、ますます凍りにくくなることがあるのだという。

 問題は汚染水に含まれる放射性物質が濃縮され、さらに高レベルの汚染水となって、「凍土遮水壁」のギャップから、太平洋に流れ込む可能性だ。

 こうなるとフクイチ・アイスウォールは、汚染水の放射能の高レベル化・放出装置の役割を果たすことになる。

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 ★ 「凍土遮水壁」を維持するコストも膨大なものになる見込みだ。

 なにしろ、こんご200年も電力でもって凍結し続けなければならないからだ。

 「世界水・気候財団」によれば、核施設で「凍土遮水壁」が設置されたのは、米国テネシー州のオークリッジでの事例があるだけ。

 設備も一回り小さく、凍結期間もわずか6年かぎりだったそうだ。

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 〔★は大沼〕 ◎ 「世界水・気候財団(World Water and Climate Foundation)」 「フクイチ地下水、および放射性物質漏出をコントロールするための提案」より
 Proposal for controlling ground water and radioactive leakage in Fukushima Daiichi Nuclear Power Station 

 ⇒ http://irid.or.jp/cw/public/393.pdf

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 ・ Freezing soil is a very costly and problematic solution.The problem with freezing, as we know from lakes and permafrost in the polar regions, is that solutes may be expelled from the ice during the freeze-up process. This can result in extremely concentrated saline solutions that do not freeze even at low temperatures. It is likely
that under these conditions radioactive materials could become highly concentrated in dense brines that could then flow as density currents.

 ・ Also, heating and cooling during the four annual seasons in Japan may make the ground of the station site softer and wetter like a swamp,
and it could create another risk to the reactors, such as building destruction as shown in Figure 1(Grebenets 2003). That is why we are proposing an alternative method to control ground water and radioactive waste water more efficiently, effectively and safely.

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  ◎ 関連 ◇ フクイチへの地下水流入を阻み、放射性物質の海洋流出を止めるには……「世界水・気候財団」が、「運河(Canal)」と「内堀(Inner channel)」の併用方式を提案! ◎ 内堀の底に放射性の堆積物を吸収する不浸透性のシートを敷き、「フクイチ死の灰」を回収! ★ なかなか凍らない「凍土遮水壁」よりも格段に安上がりで、ローテクなだけに、確実性のある提案だ。可否の検討を開始すべきではないか! 
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/05/canalinner-chan.html

Posted by 大沼安史 at 02:59 午後 |