« 〔アベ政権がフクイチ核惨事の現場から、太平洋への未処理・垂れ流しを狙っているトリチウムについて、矢ヶ崎克馬琉球大学名誉教授が、福島の大学生の質問に答えた!〕★ わたしたち生命体にとって、脅威はトリチウムのベータ線の「電離」―― 「電離」とは(細胞の)「分子切断」! | トップページ | 〔フクイチ核惨事 6年目の真実〕◇ 郡山市の母親は、中2の二男に言った。「『お母さんのせいで、アンタががんになったんだったら、死ぬときは、お母さんも一緒に死ぬべ。ぜったいにアンタ一人では死なせねぇ』って」。 二男は甲状腺がんになり、片側を切除する手術を受けていた。★ 原発を推進してきた、この「国」――「ニッポン原子力国家」が、この子を癌にしたのだと思う。 »

2016-04-24

〔チェルノブイリ核惨事30年 フクシマ核惨事5年〕  ◇ 「チェルノブイリの問題は終わっていない。それはいま始まったばかりだ」「1世代、あるいは2世代のうちに、チェルノブイリで被曝したベラルーシ、ウクライナの人びと(の子孫)が絶滅する( will vanish )ことを、非常に恐れている」 ―― ベラルーシから国外追放されたユーリ・バンダジェフスキー医師(元ゴメリ医大学長)が警告! ◇「祖国の人びとに、死に絶えてほしくない」

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 ★ これは「フクイチ30年後」における、2041年時点における、わたしたちの近未来世代での懸念になることではないのか?

 バンダジェフスキーさんは今こそ(事故直後と同様)、国際社会が救援に乗り出してほしい、と訴えている。

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 「USAツデー」のバンダジェフスキーさんのインタビューを読んで、チェルノブイリの放射能禍が「30年後」の今、「解決済み」になるどころか、世代を超える、ますます恐ろしいものになっていることを知って、衝撃を受けた。

 教授がベラルーシの独裁政権に追われ、ウクライナに来たのは2009年のここと。

 そのとき、ベラルーシでも徴候が見られたことだが、ウクライナに来てから、4000人の「第2世代(被曝2世)」を検診した結果、とくに12~17歳の男子が深刻な「心血管疾患」にあることを確認した、という。

 チェルノブイリで被曝した親から生まれた第2世代の「80%」で、心臓病のマーカーである「ホモシステイン」が「高すぎる」レベルにあることがわかった。

 バンダジェフスキーさんが「1、2世代後の絶滅」の非常に心配するのも、こういう検診結果があるからだ。

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 バンダジェフスキーさんはまた、亡命先のウクライナでも「数百万人」もの人びとが放射能汚染区域に住んでおり、移住させる必要があるが、何の計画もないそうだ

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 バンダジェフスキーさんは、訪ねて来た人たちにイワンコフの墓地に行って、その目で確かめるよう勧めているそうだ。

 そこにどれだけの墓石があるか、墓石に刻まれた没年で、どれだけの子どもたちは幼くして亡くならざるを得なかったか、見てほしいと。

 墓碑が示す人びとの死は、公式統計にはいっさい含まれていない、とバンダジェフスキーさんは言った。

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〔★は大沼〕 ◎ USAツデー Exiled scientist: 'Chernobyl is not finished, it has only just begun'
  (17日付け)⇒ http://www.usatoday.com/story/news/world/2016/04/17/nuclear-exile-chernobyl-30th-anniversary/82896510/   

 ・ For me, the problem of Chernobyl is not finished, it has only just begun.

 I am very much afraid that in one or two generations from now, the (descendants) of the population of Belarus and Ukraine that were affected by Chernobyl will vanish. I am afraid of that very much. I don’t want my countrymen to perish. It’s possible that help from the international community to understand what is going on is needed now, just as much as it was immediately after the accident.
 
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 ・ When I arrived in Ukraine in 2009, I did not find any serious objective source of information about the state of health of the children and people in the Ivankiv and Polesskiy regions (two areas that neighbor Chernobyl). There was no interest. We have now examined about 4,000 second-generation children and most of them have serious problems with their cardiovascular systems. I was starting to see the same thing in Belarus before I left. I am especially disturbed by irregularities I see in teenagers, in particular boys ages 12-17.

Around 80% of them have much too high a level of (an amino acid) called homocysteine, which is a recognized marker of heart disease.

 
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 ・ Several million people in Ukraine live on land contaminated by radiation, so we need to evaluate a very large number of people. But there are no such projects. You have to live among the people here to truly understand what is happening, because the problem is very complicated. I have even tried to send interested people to the cemetery in Ivankiv so they can see for themselves how many graves are there — many who died at a very young age. None of this is in the official statistics.

Posted by 大沼安史 at 09:37 午前 |