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2016-04-09

〔フクイチ核惨事 6年目入り 〕 ☆ 「誰ひとりとして、とくにこどもたちは誰ひとりとして、フクイチ被曝地に住んではならない」 ―― ◎ 英国の有力学術誌「社会の中の科学」が、シジミチョウ(内部被曝)変異をつきとめた琉球大学の研究チームの大黒柱、野原千代さん(2015年10月28日死去、60歳)を追悼する記事の中で明言! 「世界の科学者らは日本の人びとを助ける義務がある」と、「人間の鎖」をつくって「嘘」と闘う日本の科学者、活動家らの支援を国際社会に呼びかけ!

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 ★ 「社会の中の科学(Science in Society)」誌は、英国在住のメイワン・ホー女史らが発行。「フクイチ核惨事」についても科学的な分析を続けている。

 Susie Greavesさんが書いた追悼記事を(遅まきながら)読んで、わたしもまた、野原千代さんの「勇気とヒロイズム」に、あらためて心を揺さぶられた。

 若い学生の被曝させまいと、自ら被曝地に足しげく通っていた野原さん!

 被曝調査のようなことをすると科研費をもらえなくなると二の足を踏む研究者が多い中、野原さんたちは、被曝地で何が起きているか、科学者の目で確かめようとした。

 現地に行くたびに被曝した野原さんは、2014年、ジュネーブの「独立WHO」会議で研究結果を発表したとき、すでに病に侵されたいたそうだ。

 「独立WHO」はその会議(フォーラム)を野原さんに捧げ、「社会の中の科学(Science in Society)」誌もまた、その「科学的な独立心(scientific independence)」に敬意を表した。

 この追悼文の最後に、Susie Greavesさんは、こう書いている。

 シジミチョウ変異をつきとめた野原さんの仕事には「誰ひとりとして、とくにこどもたちは、フクイチ被曝地に住んではならない」という意味が込められている。このことをわたしたちがと付け加えて言わなければ、彼女の遺志を裏切ることになる、と。
 Within the pages of Science in Society, dedicated to scientific independence, I salute her. But we would be doing Chiyo Nohara a disservice if we did not add that the implications of her research are that no-one, and especially not children, should be living in the areas contaminated by the accident at Fukushima.

 その通りだと思う。

 日本のわたしたちもまた、フクイチ被曝地からの脱出、移住支援を言わなければ、野原さんの仕事を無にすることになる。
 
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〔★は大沼〕 ◎ Science in Society : Honouring the Life and Work of Chiyo Nohara(チヨ・ノハラの人生と仕事を讃える)
 (2016年1月7日付け) ⇒ http://www.i-sis.org.uk/Honouring_the_Life_and_Work_of_Chiyo_Nohara.php

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〔本ブログ 関連記事〕

 ◎ ドイツ公共テレビ(ARD)のレポート、「福島のチョウの奇形 (Schmetterlinge durch Radioaktivität aus Fukushima mutiert )」が彼女の被曝地での活動を映像記録にとどめていた! ―― 野原千代さん、突き止めてくれて、ありがとう!
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/11/schmetterlinge-.html

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 ◎ おしどりマコさんがツイッターで訃報! シジミチョウの異変(内部被曝問題)をフクイチ被曝地に入り、観察・研究していた琉球大学の院生、野原千代さんが28日夜、死去 / 60歳 急性心不全で / 遺体と対面した矢ヶ崎克馬・琉球大学名誉教授は言った。「野原千代さんは彗星のごとく現れ、あっという間に偉大な成果を成し遂げられた」
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/10/post-a974.html

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 ◎ 「社会の中の科学」誌 関連記事 : 「放射性ヨウ素プルームの米国到達と、米西部(西海岸沿岸など)5州での新生児の「先天性・甲状腺機能低下」(CH=Congenital Hypothyroidism )の間に相関 / 世界的な生物物理学者のメイワン・ホー(Mae-Wan Ho)さん(英国籍)が解析
 ⇒ http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2014/03/congenital-hypo.html

Posted by 大沼安史 at 10:59 午前 |