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2016-04-12

〔アベの政治を許さない〕◇ 「調査捕鯨」を「強行再開」したアベ政権に抗議する世界の反捕鯨・環境保護派にとって、「東京オリンピック」は日本政府に対して、抗議の「ハイジャック」を行い、「パーフェクト・ストーム」を巻き起こす、格好の場となるだろう! FBI代表として東京の米国大使館で15年過ごした(元)FBIスペシャル・エージェント、エド・ショーさんが警告!

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 ★ エド・ショーさんは日本語にも達者なかただ。

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 ★ 反捕鯨派は東京オリンピックで、どんな抗議行動に出るだろう?

 ショーさんは、以下のようなプロテストが予想されるという。

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 ① スコアボードへの「反捕鯨スローガン」の掲示。

 ② 開会式のチケットを購入し、天皇陛下も出席される式を会場で妨害!

 ③ 新幹線での妨害活動!

 ④ クジラの血を模した赤い液体入りの風船を競技会場の外で破裂させる。

 ⑤ ハッカーによるオリンピック関連サイトのハイジャック。

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 ★ 国際司法裁判所(ICJ)の中止命令を無視し、国際捕鯨委員会(IWC)総会の審議を経ない再開した安倍政権――ひいては日本に対する反発は、シコリとなって、4年後に爆発する……これがFBIスペシャル・エージェントの見立てである。

 あなどってはいけない。

 しかし、それにしても、アベ政権というのは、どうしてこうも愚かなのだろう。

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 〔★は大沼〕  ◎ ED SHAW さんのブログ TOKYO OLYMPIC SECURITY AND ANTI-WHALING ACTIVISTS
   ⇒ http://tokyo2020olympicssecurity.com/tokyo-olympic-security-and-anti-whaling-activists/

 ・ It is also the country pro-whale activists love to hate. Combining the Olympics with Japan creates a “Perfect Storm” for security at the Tokyo Olympics. Anti-whaling activists can hijack a high profile international event taking place in the nerve center of their biggest enemy.

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 ◎ 参考 : 日経新聞社説 : 調査捕鯨の再開は拙速だ 
   (2015年12月6日付け)⇒ http://www.nikkei.com/article/DGXKZO94825620W5A201C1PE8000/

 ・ 政府は南極海での調査捕鯨を再開した。従来の日本の調査捕鯨について国際司法裁判所(ICJ)は「科学調査目的とはいえない」と判断し、2014年3月に中止を命令した。来年の国際捕鯨委員会(IWC)総会の審議を経ない再開には疑問がある。

 ・ ……IWCは昨年9月、来年の総会で審議するまで調査捕鯨を再開しないよう求める決議を採択している。新しい計画についてもIWCの科学委員会では「333頭という数に妥当性はあるのか」といった異論が出ている。

 再開に踏み切った理由について政府は、IWCの昨年の決議は国際捕鯨取締条約の規定を逸脱し、IWCの決議自体にも拘束力がない、と説明している。

 これでは「日本がIWCの存在を無視した」といった反捕鯨派の声を勢い付かせかねない。時間はかかっても、審議で正当性を主張し支持国を増やすべきだ。

Posted by 大沼安史 at 12:03 午後 |