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2016-03-12

〔フクイチ核惨事 5周年〕◇「日本の政府とメディアは私達を無視し私達を侮辱するのです! 」 福島に住む5人の子供の母親である64歳のサトウ・サチコは、会議の後で激しい怒りをぶちまけた。 ◇ 「フクシマの傷跡、あの災厄から5年」―― 「スペイン紙「エル・ムンド」が現地ルポを報道(7日付 バロセロナ在住の童子丸開さんが全文邦訳)!

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〔★は大沼〕 ◎ 童子丸さん日本語訳と解説 ⇒ http://bcndoujimaru.web.fc2.com/fact-fiction2/La_secuelas_de_Fukushima-El_Mundo.html#kouki

 ◇ 「あの事故が起こったとき、私の息子は放課後のブラスバンドのクラブ活動に参加していました。彼は激しい鼻血に苦しんで、ティッシュペーパーの一箱を使いきるほどでした。いまは学校に歩いていくときに鼻血を出します。その鼻血があまりにひどいので、私はブラスバンド部の退部を願い出ました。」と、郡山で13歳の息子を持つ母親のマキコは嘆く。

  また一方で、6歳の娘を持つ母親のユキエは「2012年以来、私の娘は奇妙な皮膚の病気に悩み始めました。皮膚が赤くそして黒く変わっていきます。同時にひりひりと痛むのです。それが現われたり消えたりします。」と語る。

 これらの女性たちは子供たちのことを説明するたびに涙がほおを伝う。

  長い間ずっと我慢したまり続けてきた涙が、この牧師の前に座ることで与えられた安心感のおかげで、静かに、音も無く流れ落ちる。

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 ◇ 実際に、検討委員会の座長である星北斗は、その情報のデータを示した後で、「今の段階では、放射能と甲状腺癌罹患との間に関係性は認められない」と断言したのである。

 2月15日の会議には約60家族の被災者も出席していたが、しかしここでもまた、当局者たちによって全く無視されたように感じた。

  「会議の間、福島の母親たちは、ただの1回たりとも医者たちに質問することを許されなかったのです。ただ政府寄りの主要な日本の報道メディアにだけ、その権利が与えられました。日本の政府とメディアは私達を無視し私達を侮辱するのです! 」

  福島に住む5人の子供の母親である64歳のサトウ・サチコは、会議の後で激しい怒りをぶちまけた。

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 ★ 童子丸さんの訳で、フクシマの苛酷な現実が、スペイン語圏にも伝わっていることを知った。

 世界はみんな知っているのだ。

 日本政府の原発ヒバクシャ・原発難民切り捨ての酷薄さを!

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 ★ ここに出てくる「牧師」とは童子丸さんの言う通り、川上直哉さん(仙台)のことだ。

 先日、わたしは仙台へ出て、エマオ(キリスト教書店)で、川上牧師の著書 ≪被ばく地フクシマに立って≫を買い求めた。

 川上牧師は、これからのわたしたちの道のりを、現代の「出エジプト」としてとらえられている。

 

Posted by 大沼安史 at 02:42 午後 |