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2016-03-20

〔夕陽村舎日記〕  ☆ 翠点

 山形の春は、山の春だ。

 山が春になっていく。

          *

 わたしたちが昨年から住む山形市に、千歳山という三角山がある。

 そこに出羽・物部氏の碑がある。

 市街を見下ろす公園には、なかなか美男の仏さま(の像)がいる。

 若い頃、山岳修行時代の空海さんが、ここにも――この千歳山にも足を運んだ――ように思う。

 出羽三山に入った折に。

 直観だが。

          *

 千歳山公園から見はるかす、早春の「白い山」は、空海さんの時代と変わらないはずだ。

          *

 雪が消えた山膚に緑が点在し始めた。

 その、あさみどりの芽のような点在に、南方熊楠さんの言った、あの「翠点」を思う。

          *

 去年の秋だったか、「記念館」を見学した帰りのバスのなかで、熊楠さんの「声」を聴いた人がいたそうだ。

 いや、ほんとに。

 その「言葉」を、わたしが翻訳(?)すれば、こうなる。

          *

 いよいよだ。あさみどりが立つ。

 もうすぐだ。

 伝説の「あまのぬぼこ」が立つ。

          *

 山形のわたしたちの部屋のラジオが受信不能になり、爆音に近い、猛烈なノイズ(パルスのような)を響かせている。

 ラジオが聴けなくなって残念だが、その猛烈な不協和音のなかにも、さみどりの希望が一筋に流れているような気がする。

 そう聴こえる。

          *

 山桜の咲く日が、着実に、近づいている。

 ニッポン、翠点の春。

Posted by 大沼安史 at 09:14 午前 |