〔フクイチ核惨事 5周年〕◆ 産経がスクープ報道 : 自衛隊陸幕長の手元には「SPEEDI」が届けられていた! / 陸上自衛隊内で「ホウ酸とコンクリートの『石棺』で原子炉を封じ込める」「極秘作戦」が検討 / 1号機再爆発も想定 決死隊で原子炉に水と砂を混ぜたドロドロの「スラリー(泥漿)」流し込む幻の作戦計画も判明
★ しかし、自衛隊に「石棺」化できる能力(装備)があるとは知らなかった!
フクイチを「石棺」化する際は、自衛隊員が出動させられることになるのか?
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◎ 産経 【福島第1原発事故 5年目の真実(3)】
「犠牲覚悟」極秘の石棺作戦 政府はパフォーマンスのみ 陸自が模索
(2月25日付け)⇒ http://www.sankei.com/affairs/news/160225/afr1602250012-n1.html
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◆ 23年3月18日から福島県飯舘村に展開していた第1空挺団(千葉県船橋市)の被曝線量だけが上昇していた。火箱氏はその数値に疑問を感じ、手元にあった緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)と見比べると、図面通りだった。「飯舘村の人たちも被曝している」と確信した。3月29日、火箱氏が現地部隊を視察した際、現場の指揮官に「村長さんにも、今の状況を言ったほうがいい」と指示したが、この重要な情報が住民に伝わることはなかった。
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◆ 東京電力福島第1原発の事故直後、陸上自衛隊内で、ある「極秘作戦」が検討されていた。
ホウ酸とコンクリートの「石棺」で原子炉を封じ込める-。
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◆ こうした菅氏を尻目に、最悪事態に対処する新たな検討が政府内で始まった。その重責を担ったのが、23年3月26日付で首相補佐官として官邸に入った馬淵澄夫元国土交通相だった。
馬淵氏のミッションは、1号機が再爆発した場合、決死隊を編成し、原子炉に水と砂を混ぜたドロドロの「スラリー(泥漿(でいしょう))」を流し込み、再臨界を止めるという内容だった。馬淵氏は「全員被曝(ひばく)して死ぬような放射線量だった。私も現場で、責任者として作業員とともに作業するつもりだった」と振り返る。
Posted by 大沼安史 at 10:58 午前 | Permalink